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第2部 見えない存在とのつき合いかた

 

猫にまつわる不思議な逸話

 

対談の第2部が行われた2013年3月28日、みけの飼い猫が他界した(19歳と

8か月)。猫の死期が近いことは事前に電話で伝えてあったので、対談を延期する

こともできたが、猫から「予定を変更しちゃダメ」というメッセージが送られてきて

いたため、みけはこのテレパシーを信用して、28日朝、予定どおり出かけるしたく

をする。第2部はこのときの出来事をめぐる話から始まる。

 

みけ まず、ご報告しておかないといけないことがあるんですが、今日の午前中、

11時15分に猫が他界しました。ペットの葬儀屋さんに連絡して、明日の夜に火葬して

もらうことになったんだ。もう知ってたでしょ?
まお うん、なんとなく。
みけ そのことで、今日の今日、すぅごくびっくりしたことがあって。出かけるしたくを
始めた午前11時ごろ、横たわってる猫と同じ部屋にいたらね、いきなり「凱旋行進曲を

かけなさい」っていう声が入ってきたの。それ、ハイアーセルフの声なんだけど、あの

ヴェルディの『アイーダ』2幕の頭の凱旋行進曲ね、あれをかけろって。何で今なんだ?

って思ったけど、以前、まおさんから、うちで飼ってるその猫は、古代エジプトでクリス

タルを使う儀式にかかわってたって話をうかがったでしょ。で、そういや『アイーダ』って

近代の歌劇だけどエジプトが舞台だし、と思って、CDをかけたんですよ。したらね、

曲が流れ始めてしばらくはじっとしてたんだけど、中盤、トランペットの主旋律の裏で

タタタ・タタタ・タタタ・タタタ…っていう三連符が鳴ってるとき、そこでまるで歩いてる

みたいに前足をトットットッって動かしたの。もうまったく身動きできない状態になってた

から、「ええッ!?」とボーゼンとなって、そのうち音楽が終わったから、CDをとり出して、

猫のほうを見たら、息をしてなかった。死んでたの。
まお 鳥肌立った?
みけ うそォ!?って感じ。これは「聖地エジプトと我らがイシスに栄光あれ!」という曲

なんだよね。あまりにも出来すぎてて、何がなんだか。まだトランスしてる。
まお ハイアーセルフはうそつかないよ。そうやって、ちゃんとハイアーセルフの声を

聴きとって、最後にいい形で送り出してあげられたから、猫は相当機嫌よく故郷に帰って

いったんじゃない?


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最終更新日 : 2013-05-21 17:20:27

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あとがき

まおさんは、非常に魅力的な方である。存在として、生き物として。
アートのようなヒーリングのテクニック、クライアントに対するストイックなほどの誠実さ。
それだけでも十二分にすごいのだが、そこから逸脱する「何か」がなければ、私は、この人の
言葉を形造る息遣い、リズム、メロディーを文字に起こしてみたいなどとは思わなかったろう。
彼女はとても野生的だ。
ご自身の感覚、感性、趣味嗜好を大切にしておられ、偽りがない。その毛ヅヤのよい野生動物
のような純粋さ、直截さと、古代の神官のごとき峻厳さとが、不思議な関数でもって矛盾なく
同居している。
野生動物と神官の共通点。それは嘘が通用しないということだ。
だから、私はいつでもまおさんが怖ろしい(笑)。

 

この対談企画は、2013年の2月半ば、仕事中にユーチューブ動画を見て呆けていたときに、
私のハイアーセルフから「まおに会って話を聴きなさい」「今すぐ電話でアポをとるように」
という指令が、何の伏線もなしに届いたことから始まった。
この段階では、テーマも、聴くべき話の内容も、どんなメディアにどういう形で掲載するかも、
みごとに何も決まってはいなかった。
こんなまっ白な白紙状態の、非常識きわまりない話に、よくぞ乗ってくださったものだと思う。
まおさん、ありがとう。

 

以下、宇宙存在とのチャネリングについて、ちょっと補足しておきたい。
宇宙存在であろうと何存在であろうと、ともかく自分にチャネリングという現象が起きるという
のは、まったく予想していなかった。
本文中にもあるように、人はきっと、それとは自覚せずにしばしばチャネルをとおして直感
ないし直観という形で情報を受けとっており、私に起きたのは、それがある程度の形をもって
自覚されるようになった、というだけのことなのだろう。

 

私は、チャネリングという現象を「本物/偽物」に区別することには、あまり意味がないと
考えている。
「本物/偽物」の区別は、一般的には、現実の事象に合致するか、有用かどうか(たとえば
他者に関する情報や予言的なメッセージが的中する、仕事や人間関係といった生活上のヒント
が得られる、など)という点で判断されるけれども、その判断のベースとなる現実こそが
最も濃厚な虚構だからである。


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最終更新日 : 2013-05-21 17:20:27

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