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十五歳のポエム(3)

 

往来
私は ふぬけの おおまぬけ
なんの 勇気も ありゃしない
なんの 望みも ありゃしない

これから どうして 生きて行こう
これから 何としよう

昔のことなんか 思い出しても
なんの解決にも なりゃあしないョ
だから お止めよ そんなこと

どうして もっと 快活になれないのだ
あんたは そんな人じゃなかったョ

心の釘が 心の歯車がひとつどこかへ行っちゃった
そいつは 誰かさんの事なのかい
そいつは あんたの夢なのかい

あこがれかい 希望かい


青春期 モラトリアム

君はもう社会人と呼ばれる年なのに
君はもう学生ではないはずだ

でも やっぱり君は その気でいるんだよ
責任も生活の自立も 出来ないでいる

まだ、ねむいよ どうか揺り起こさないで
僕は、まだ赤ん坊でいたいんだ

怖いんだよ 解らないんだ

みんな平気な顔して暮らしているのに
一夜のうちに みんな変身してしまったのかしら

まだ ねむいよ 怖いんだよ
解らないんだ
このままで いたいんだ


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Life Work

お父さん お母さん 自分の生き甲斐は自分で見つけて下さい
私は、あなた方を満足させるための道具には なりたくない
私に望みを掛けたりしないで下さい
どうせ私は あなた方の子供なのですから
今日もどこかで誰かが 自分の気持ちのあざむいて
寂しい日々を送っている
みんな自分が悪いのさ みんな自分のせいなんだ
誰のせいにもしたくないけど 少しは私にも言わせて下さい

Life work
 を みつけましょう
Life work
 を みつけましょう

あまりになにもない生活だから あまりに心が空っぽだから

Life work
 を みつけましょう
Life work
 Life work

きっと すてきな明日が見えてくるはず 他人のことは気にしないで

Life work
 を みつけましょう
Life work
 を みつけましょう

あまりに長い一日だから あまりに小さな自分だから

Life work
 を みつけましょう
Life work Life work


「ある心」
この道を行けば 未来はやって来る

それは苦しくもあり 望ましくもある

永遠の充実がやって来るに違いない

一歩ふみ出すことは 怖いものです

波を乗り越えればいいのに

いつまでも岸を離れられない

春になってもかえらない さなぎのように

なんだかこのままでは いけないようで いたいような

時計の振り子に座っているような私は

いつも、行ったり、来たり


(やすらぎ)

悲しい夢よ 飛んでいけ
心の霧よ 晴れてくれ
私は何をすれば良いのだ
こんなに むなしく けだるい時に
この世のものが いやになって どこかへ行ってしまいたい
ああ 私のやすらぎよ どこいった。

人間世界に あいそがついた
なにもかもが しらけてる
私はふぬけのでくのぼう
明日のことも わからないまま
人間のいない国へ行って 静かにひとりねむりたい
ああ 私のやすらぎよ どこにある。

(1976年 15才の入試の春)


十五歳のポエム(4)

 

<おはしの枕>                          

chopsticks, step, skip
chopsticks, step, skip

二本のsticks ふたつ合わせて、追うは一つの夢の豆

チョップスティックス、ステップ、スキップ
チョップスティックス、ステップ、スキップ

指の間で ふたつからめて 踊るは おそばのcheek dance,

chopsticks, step, skip
chopsticks, step, skip

テーブルにふたつ並んだおはしの枕
遊び疲れて、夕食すんで、今日の糧のあることに感謝をしたら
おはしは白い陶器の枕でねむるのです。
ニンジンとナスの絵柄の上で、すてきな夢を見て下さい
ふたつ並んだ、おはしの枕、私とあなたの


「空がない」

あの子があいつと立ち話 楽しそうに笑う
勝ち誇った様なあいつの瞳に
耐えきれず 駈けだした
俺の上に空がない 空がない空がない

お前はナイーブなのさと あいつが笑う
やっとの思いで出した手紙を
あの子は読んだのだろうか

約束の場所に俺は2時間立ち続け
日が傾いて、心がしずみ、涙色の海の底
見上げたら空がない 空がない空がない

街を走り抜けて行く、俺の上に空はない
灰色に続く雲に、果てがない

やけににじむ 夕陽に向かって
むりに笑いかける 真っ赤な光の中

俺の上に、空がない


『明るさは 滅びの姿』

パンドラの匣に最後に残ったもの それは希望
昔、ある作家が言いました 明るさは滅びの姿
明るく美しい太陽が、沈みゆく時、それは斜陽
昔、ある作家が言いました 明るさは滅びの姿

死に行く人の最期の輝き
倒れ行く、かつての英雄(ヒーロー)
滅ぶ者の明るさのかげに 悲しみをみる

だから まだ暗いうちは 希望は遠く 夜は明けない
人には生まれてから死ぬまでに 輝く時がいつかある
遠い希望にむかって、明るい太陽をめざして
今は暗くつらくても 歩いて行ける

昔、ある作家が言いました 明るさは滅びの姿

明るさは滅びの姿


(風に乗る心)

遠い世界へ 私の心飛んで行け
黄緑色の風に乗って
アリスの住む 不思議の国から吹く風よ
すてきな夢を見せてほしい

遠い世界へ 私の心飛んで行け
小さなあこがれを乗せて
子供のころからの夢をやさしく包む風よ
知らない国へ運んでほしい

過去も未来もない 真実の世界
逃げているんじゃない 楽しんでいるだけ

遠い世界へ 私の心飛んで行け
黄緑色の風に乗って

遠い世界へ 私の心飛んで行け
小さなあこがれを乗せて


How could I forget “you"?

耳の不自由な人のためには読唇術
心の不自由な私のために、あなたは読心術の手品を見せてくれた
ぬりかえられて行く、あなたの魔法の掌で
私の心 あなた色に染まれ
あなたの瞳 私だけに輝いて
空も海も今 新しく生まれ変わっていく
永遠という時の中で
いつまでも いつまでも いつまでも
this time and this day is forever
that time and that boy,say good-by


~ほんの小さなやさしさが~
ほんの小さなやさしさが 僕を変えた
ほんの小さな君のしぐさが、心にしみた
ほんの小さな君のやさしさがすべてを変えた
君はもう 忘れ得ぬ人

ほんの小さなやさしさが新しい世界を作った
君に会う前、僕はいつも一人ぽっちだった
暗い部屋の隅で、ひざをかかえて
たくさんの人とは離れて彼らのことをじっと見ていた。

ほんの小さなやさしさが僕を変えた
ほんの小さな微笑みがまわりを明るくした
ほんの小さな明るさで僕は希望を手にしたのさ
君はもう 忘れ得ぬ人

君のほんの小さなやさしさが
ほんの小さなやさしさが
君のほんの小さなやさしさが


☆FHLMのローマ字恋占い

 

☆高校の英語の参考書のおまけコーナーにあった。恋占いの遊びです。

 

FHLMのローマ字恋占い

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http://36sanako.at.webry.info/200905/article_13.html

 

 


奥付



十五歳のポエム (沙菜子著)


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著者 : 36sanako
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発行所 : ブクログのパブー(http://p.booklog.jp/
運営会社:株式会社paperboy&co.


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