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あこがれ

誰からも好かれる

あなたみたいになりたいと思っていた

あなたの傍にいるだけで

あなたみたいになれる気がしていた

 

みんなに見せる笑顔を

僕にも見せた時

すごく嬉しくて

少し寂しかった

 

僕は今も僕のままで

毎日の電車に揺られている

あなたは今

どんなあなたでいますか


吹き戻し

あなたは僕の人生の

静寂を乱して

そしてあっという間に去って行った

 

もう開きたくない窓を

強く揺らし続ける

長いあなたの吹き戻し


ふざける

ケンカした時の

お互いの顔がおかしくて笑う

会話の途中で

ふっとできた間に笑う

 

待ち合わせしてから離れるまで

ずっとふざけあっていた二人

将来の話なんて

今が続いていればよかった

 

笑顔で泣いてる僕を

面白がって君が笑う

それが別れの日のハイライト

 

曖昧でよかった

そうじゃなきゃもたなかった

君ともう少し

ふざけていたかった


二人

一人の時間が長かったせいか

二人の時間の過ごし方が

最後までよく分からなかった

 

共通する言葉を見つけられずに

会話も続かなかった

急に天気の話なんかしてさ

 

慣れた一人にただいまして

気付いたことが二つ

僕が恋に向かないことと

それでも君にいてほしかったということ

 

趣味の時間を取り戻して

僕はこれまでの僕に帰る

好きなものに囲まれた

何か物足りない暮らし


リズム

息継ぎのように

人を求めては出逢い

 

小さな心臓で

余韻は続くから

想いは続いていられる

 

ありとあらゆる感情が

優劣なく混じりあう

恋のリズム



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