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肉体

世界中の悲しみを

独り占めできると思っていた

たった一つの肉体が知る

 

僕が僕であることの

絶望 希望

 

一人の人と

向かい合い吐息


寝起き

目を開く

目を閉じる

この世界にピント合わせて

 

止まっていた心が

体に流れてくるまで

もう少しぼうっとしていよう

 

古びたトースターから

引き出される

新しい朝食

 

匂いに釣られて

やって来た

今日という日に


この本の内容は以上です。


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