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そうやって

変わりゆく

私がいて

この体は

絶対を拒む

 

いつか死ぬ

私がいて

この体は

永遠を拒む

 

生きている

私がいて

この体は

病すら抱ける


見えない目

誰かが

電信柱の影から

見張っているんじゃないか

そんな不安

 

誰かが

遠く遙かな天から

見守ってくださってるのではないか

そんな安心

 

見えない目に

疎まれ

睨まれ

育まれて

見えない目を

いつか見返してやろうか


夜光

無理矢理

越えようとした

夜が

あったけど

 

自分で

はい上がらなくても

朝日は

やってくる

 

心を

焚き付けて

火のないところから

煙を立たそうとしたけれど

 

自分で

輝こうとしなくても

帰り道は

見つかる

 

車や

ビルが捨てて行った

光をつなげて

家まで


遠く

雲を突き破り

そびえる山々が

地上の僕には

安らげる景色

 

あらゆる固体を

焼き尽くす星の炎も

地球の僕には

かわいい光

 

ふっと風に消えそうな

僕らの炎も

遠くからあんなに

美しかったら

 

眩さに

導かれ

静かな輝きに

願いを差し出す


心を食べる

心をほおばると

笑顔になる

 

心を噛み砕くと

涙になる

 

心を飲み込むと

苦しくなる

 

心を栄養にして

元気になる

 

心を空っぽにして

今日はごちそうさま

 

心を平らげて

一日が満ちる



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