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いじめ防止の歯止めになるか


今朝の朝日新聞で報じられていた「いじめ防止対策推進法案が参院で可決、成立した」という記事を読んで率直に感じたことがタイトルの言葉である。法案の骨子は以下の通り。

一、保護者は子供への規範意識の指導や学校などの取り組みへの協力に努める
一、学校とその設置者は道徳教育や体験学習の充実、早期発見の措置、相談体制の整備  を図る
一、行政はいじめ防止のための教員研修や人材確保などの措置をと
一、複数の教職員やカウンセラーらによるいじめ防止対策の組織を学校に常設
一、いじめがあった場合、学校は速やかな事実確認、被害側の支援、加害側への指導、  助言、重大な犯罪行為は警察へ通報などの措置をとる
一、いじめた子には懲戒や出席停止措置を適切にする

またしても現場を知らない文部官僚の作文かと思わせる法案である。まず、保護者は子供への規範意識の指導や学校の取り組みへの協力云々とあるが余計なお世話である。行政にとやかく言われる筋合いのものではない。わざわざ法案化する意味がない。道徳教育や体験学習、教員研修などとっくにやっている。カウンセラーはすでに学校にいるし、重大な犯罪行為があれば警察に連絡するのは当然である。わざわざ法案化する意味がない。この程度で問題が解決すると官僚たちは本気で考えているのだろうか。この法案には一つ決定的な項目が抜け落ちている。それは罰則規定である。いじめを見つけたのに放置していた学校関係者に対するペナルティの条項を入れるべきだ。家族、学校関係者、行政の3者に対する努力義務のような法案をつくったところで効果は推して知るべしである。

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吉祥寺の英国

パブの内部はレトロな雰囲気が漂っています。


ロンドン市内の道路標識が飾ってあったりアンティークな置物や古い写真など経営者の


だわりがよく分かるんです。


正面のカウンターに客が一人。バーテンの方と話し込んでいます。吉祥寺の休日の午


後。


静かなひととき。


聞き耳を立てていた訳じゃないんです。


ハーフ&ハーフを飲んでいると自然と会話が聞こえてくるんです。


大使館のレセプションパーティーがどうのこうのとか公安がなんたらとかスコットラン


ドヤード(ロンドン警視庁)がかんたらとか。どうも話の内容を整理し、総合的に判断


するとこのお客、一時期ロンドンにいた警察関係の人だなという推測が成り立つんです

休日の午後の吉祥寺。くつろいでいる私です。

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卒業文集

下の中2の息子がこんなことを言っていました。


「小学校の卒業文集で(~のような人になりたい。)と書く子がよくいるけれ


ど所詮人のまね。イチローや本田のすごいところは人と比較するのではなく自


分があって目標が具体的で細かい。人と比較したらその人と同じレベルになっ


時点で成長が止まっちゃうけど、あくまで彼らは自分が基準なのでこれでい


いという限界がないんだよ」


いつの間にこんなことを考えるようになってしまったんでしょうね

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ロンドンの地下鉄に思う

ロンドンの地下鉄車内で人が詰めない訳 日本人とイギリス人のメンタリティの差が表れている一つの象徴的なシーンなのではないかという大胆な仮説を私は立てました。ホームから車内を観察すると人と人との距離は目測でだいたい1m位でしょうか。30cmよりは明らかに離れています。これは私の想像なのですがこの間隔こそ人が自分のメンタリティを快適に保つギリギリの距離なのではないでしょうか。それよりも内側に他人の侵入を許してしまうとストレスがかかってしまうので誰も侵入を許さないし、自分も他人のテリトリーに侵入しないのではないかと考えたんです.


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パチンコと脳

最近ちょっとパチンコにはまっている。といっても依存症というところまでは言っていないが。

ストレス解消にいいのだ。もし、勝ったならとという条件付きだけど。あのパチンコ店、実によくできている。いや言葉を言い換えよう。お金を使うようにできているといってもいい。どこが。まずあの大音響である。人間の自律神経は交感神経と副交感神経からできている。交感神経は興奮しているときに活発に働き、副交感神経はゆっくりくつろいでいるときに活発になると言われている。そこでパチンコ店の大音響である。あの音を聞き続けているとだんだん正常な感覚が麻痺してくる。脳が正常な判断力を失い、紙幣をいくらパチンコ台に入れててもお金を入れている感覚がなくなってくる。

たまに大当たりが出ると興奮はMAXに達し、交感神経はフル稼働である。こうなるともうパチンコ店の思う壺である。

正常な判断力を失ったパチンコ愛好者たちがすることは次の大当たりがくるまでひたすら単なる紙と勘違いさせられてた貴重な紙幣を投入することになる。いやいや実に脳科学的によくできたシステムである。このシステムに一度はまってしまうと脱出は難しい。問題は人間の脳に根ざしているのだから。だからこのシステムとの正しい付き合い方は時間、金額、頻度を決めてほどほどにすることだ。そう、他の物事に取り組むときと同じように。



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