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第一章-2

労働はいっさいを征服す。

―― ヴェルギリウス 「農耕詩」

 そういうことなら、俺は征服されてない。

  

家庭よ、閉ざされた家庭よ、私は汝を憎む!

―― ジイド 「地の糧」

 まぁそういうこともあるよな。

 

結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。

―― キェルケゴール

 働きたまえ、君は後悔するだろう。働かずにいたまえ。

そのあたりはすでに自明の理。

  

生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。

 ―― シェイクスピア 「ハムレット-三募一場」

 今日も惰性で生きてます。

 

 ただわれわれの曖昧で散漫な教育が人間を不確かなものにするのだ。

―― ゲーテ 「ヴィルヘルム・マイステル」

 とりあえずこうなったのは、俺のせいじゃないらしい。

 


第一章-3

世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。

 ―― ヴァレリー 「作家論」

 休む天才もここにいるわ。

 

不幸に屈することなかれ、否、むしろ大胆に、積極果敢に、不幸に挑みかかるべし。

 ―― ヴェルギリウス 「イーニード」

 できるならしてるんだが。

 

一般的に人間は犬に似ている。ほかの犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。

―― ヴォルテール 「歴史断章」

 そして弱い犬ほど…

 

人間とは、一つの総合無限と有限、時間的なものと永遠なもの、自由と必然てある。

―― キェルケゴール 「死にいたる病」

 人間とは、一つの勤勉と怠惰、コミュ障と八方美人、自由と必然である。

  

精神の闘いにおいては、独身者のほうが世帯者よりもずっと危険をおかしうる。

 ―― キェルケゴール 「人生行路の諸段階」

 なるほど、末期が多いわけだ。


第一章-4

現在は魅力ある女神なり。

―― ゲーテ 「タッソー四幕四場」

 あぁ、だから俺ら現在から離れられずにいるんだな。

 

 

人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。

 ―― サルトル 「実存主義はヒューマニズムである」

 言われなくても分かっているのだが。

  

いかなる人間も自分自身の掟に従って自由に生きたいと思う。

―― シラー 「メッシーナの花嫁」

その結果が、これだよ。

 

神は勇者を叩く。

 ―― シラー 「ヴィルヘルム・テル」

 俺は優者ってことなのか?

 

魂を肉体から分離させるものは、生であって死ではない。

 ―― ヴァレリー 「警句」

 あぁ、よく抜けてるもんな。

 


第一章-5

退屈はすべてを奪う、自殺する勇気さえも奪うのである。

―― スタンダール 「恋愛論」

 勇気って言うか、どうでもいい感は、ある。

 

パンさえあれば、たいていの悲しみは堪えられる。

―― セルバンテス 「ドン・キホーテ」

 PCさえあれば、たいていの悲しみは堪えられる。


第二章 ニート脱出のヒント

第二章

 

ニート脱出のヒント

 -珠玉の名言-

 

 

* * *

 

 

人間関係で悩んでいる人は、他人との折り合いの悪さで悩んでいるのではありません。自分との折り合いの悪さで悩んでいるのです。

―― ジョセフ・マーフィー

 人のことはいいから、まず自分をみつめてみようか。

 

われらの目的は成功ではなく、失敗にたゆまずして進むことである。

―― スティーブンソン 「語録」

 それで、いいんだ。

 

教育の目的は性格の形成にある。

――スペンサー「社会静力学」

 親が、社会が失敗したなら、今度は自分で自分を教育すりゃいいんじゃないの?

 

意志の力で成功しない時には好機の到来を待つほかない。

――ゲーテ

 果報は寝て待つ。

 

悦びには悩みが、悩みには悦びがなければならない。

――ゲーテ「ファウスト」

 今、悩んでいるもの無駄じゃない。

 

苦しみが残していったものを味わえ!苦難も過ぎてしまえば甘美だ。

――ゲーテ「格言」

 Mは無理だ。

 

人間は真実を見なければならない、真実が人間を見ているからだ。

――ウィンストン・チャーチル「語録」

 見られてる。

 

時として勇気は征服者の心さえ動かす。

――ヴェルギリウス「イーニード」

 勇気を持って進め。

 

 

幸運は勇者に味方す。

――ヴェルギリウス「農耕詩」

勇気を持つと自信も持てる不思議。

 運命は己れの道を見出すものなり。

――ヴェルギリウス「断片」

 己の道は己で。

 

勇気は逆境における光である

――ヴォーヴナルグ「省察と格言」

 いまがまさに逆境だとしたら。

 

逆境においても道理に耳を傾けるは賢明なり。

――エウリピデス「ヘクバ」

 これらを読んでいる時点で、その資格は十分なほどにある。

 

死は、われわれがすべてを支払わねばならぬ借金なり。

――エウリピデス「断片」

裏を返せば全てを返せるその時は来る。今のうちに借金しておくのもいいかもしれない。

 

 

人生に執着する理由がなければないほど、人生にしがみつく。

――エラスムス「痴愚神礼讃」

しがみつくというよりぶらさがっているんだが、つまりそれは理由を持っているってことかい?

 

現在というものは、過去のすべての生きた集大成である。

――カーライル「随筆集」

 なら、未来というのは、現在の集大成であるからこれから変えることはできるわけで。

 

失敗の最たるものは、なにひとつそれを自覚しないことである。

――カーライル「英雄と英雄崇拝」

 いつだって自覚してるから自信がなくなる俺らは最たる失敗など

実はしていなかったのかもしれない。

 

友情関係は同等関係である。

――カント「友情について」

 そしてそれは、必ずしも都合のよい関係とは限らない。

  

人は努力している間は迷うに極まったものである。

――ゲーテ

迷いまくってるよ。じゃあこれでも努力してるってことなのかな。

 

学者ぶった先生は、へりくつ屋の有力な仲間に入れたい。へりくつ屋の狩猟は観念を追っかけ回すのである。

――アラン「宗教語録」

 よくわからんが、同意。

 

感謝は人間関係がうまくいくコツです。あなたは自分の夫に妻に、家族に友人に、上司に部下に感謝していますか?

――ジョセフ・マーフィー

 いじけてるだけじゃ駄目だよな。

 

 

宗教はホタルのようなもので、光るためには暗闇を必要とする。

――ショウペンハウエル「断片」

 今が暗闇がなら、これから光るための必要な期間とみていいかな。

 

愚かな知恵者になるよりも、利口な馬鹿者になれ。

――シェイクスピア「十二夜-一幕五場」

それならなれるかな。

  

自然でない行いは、自然でない混乱を生む。病気になった心は、聞こえぬ枕に秘密を打ちあける。

――シェイクスピア「マクベス-五募一場」

もっと力を抜いて自然に任せてみようか。

 

苦痛は短く、喜びは永遠である。

――シラー「オルレアンの乙女」

 それが、本当だとしたら。

 

賢者にまるで過ちがなかったとしたら、愚か者はまったく絶望するほかはないだろう。

――ゲーテ「箴言と省察」

 絶望はしてない。だから惰性でもここにいる。

  

いかに生きるかを学ぶには全生涯を要す。

――セネカ「書簡集」

まだ、旅の途中なんだよ。

  

あなたの思想と感情をあらわすあなたの言葉は、あなた自身ばかりでなく他人をも癒す力を持っています。あなたは自分のためばかりでなく他人のためにもよい言葉を使う習慣を身につける必要があります。

――ジョセフ・マーフィー

 必要なのは潜在意識へのアプローチ。

 

まず他人を許してからでないと本当に自分を許すことはできません。

――ジョセフ・マーフィー

 自分を愛することができないと、人を愛することもできないから。

 

 現実の自分よりも理想の自分を愛しなさい。そして理想の自分で他人と接するべきです。これが他人から評価される秘訣です。

――ジョセフ・マーフィー

 脳内で二次元に生きればよいのだな?

 

人間は明日の朝に対して、なにがしかの恐怖と希望と心配を持たずにはいられない。

――シラー「メッシーナの花嫁」

みんな、同じ。

 

なぜ、このように悪口が絶えないのか。人々は他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品位が下がるように思っている。

――ゲーテ「格言と反省」

 なので人の悪口は気にする必要はない。

 

疑義は哲学者の感知であり、哲学は疑義に始まる。――ソクラテス

 これでいいのか? 思った俺らは今から哲学者。

 

人生は不安定な航海だ。

――シェイクスピア「アテネのティモン-五幕一場」

 その通りだよ。進むには羅針盤が必要なんだ。

 

多数の友を持つは、ひとりの友も持たず。

――アリストテレス「修辞学」

 まぁ…ひとりいればいいよな。ひとりいれば。

 

最も賢明なことは、自分を己れの打ち明け相手にすることである。

――スタンダール「恋愛論」

 自分くらいは、偽らずに生きたい。

  

恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかほかにはない。

――アラン「人間語録」

今抱えている恐怖は、すべて虚構なのか。

 

人間は誰ひとりとして、つつがなく煩いなき一生を送りえまい。

――アイスキュロス「供養する女たち」

そういうもんか。

 

いかなる場合にても、喜び大ければ大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。

――アウグスティヌス「告白」

 今、苦しんでいるとすればその先に喜びがあると思っていいのか?

 

 

予が人間である限り、予の祖国は世界なり。

――アウレリウス「自省日記」

 ちっぽけな枠にとらわれなくていいのかな。

 

怒りは、しばしば道徳と勇気との武器なり。

――アリストテレス「断片」

 最後に怒ったの、いつだっけ。

  

一日のうちに感じられ、かつ表現される愛情の分量には限度がある。

――ヴァレリー「断片」

無限を求めることはしなくていい。

 

 豚となりて楽しまんより、人となりて悲しまん。

――ソクラテス

人が人らしく生きる理由は。

 

たとえ身体は奴隷なるも、精神は自由なり。

――ソフォクレス「断片」

いつだって、自由なんだ。本当は。



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