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 そこで ストックと スキーいた、 あと ゆきの かたまりで やねを つくります。 というわけで しばし ゆきやどり。
「なんと さむい。 じまんの はなも こおりそうだぞ!」
 そう ババールの おもうそばで、 デュックも もう へとへと。 そのときです。 ババールの あしもとから じめんが くずれて、 あっというまに デュックもろとも どこへやら!


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最終更新日 : 2011-12-18 17:10:16


 なんと しらずしらず くうきあなの えんとつを ぬけて、 サンタさんの すみかに おちていたのです! ババールも おもわず おおごえを あげまして。
「サンタの おじさん! デュック、 わたしたちは ついたんだ!」
 すると つかれも さむさも、 うれしささえも ふっとんで、 ばったり きを うしなってしまいまして。 サンタの おじさんが いいます。
「いそげ、 やまの こびとたち。 いざこざは ひとまず わすれて、 とにかく このひとの ふくを ぬがせて からだを あたためるんじゃ。」


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最終更新日 : 2011-12-18 17:09:01



 たちまち みんなは おおあわて。 ふくを ぬがせて、 アルコールで ひととおり マッサージしてから おおきな ブラシで きつく ごしごし。 おくすりがかりの こびとも きつけぐすりを のませます。 なんとか たちなおった ババールは、 おきもち かたじけないと ことわってから、 サンタさんと おいしい スープを ごいっしょします。


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最終更新日 : 2011-12-18 17:07:47


 サンタさんの おたくを あんないされているあいだ、 ババールは とにかく ひっきりなしに わけを はなします。 はるばる やってきたのは、 おねがいを するためだと。 にんげんの こどもと おなじように、 ぞうの くににも いらして、 うちの こどもたちにも おもちゃを くばってほしいのだと。 サンタの おじさんは このおねがいに こころ うたれたのですが ……

 ※あんないで わかったこと: おおきな おへやが、 ふだん サンタさんの いるところで、 みぎうえに みえる あなから ババールは ここへ おっこちてきた。 それから おもちゃの おへやが たくさんある。 おにんぎょうの おへや、 ロボットの おへや、 なりきりグッズの おへや、 れっしゃの おへや、 くみたてブロックの おへや、 ぬいぐるみの おへや、 スポーツようひんの おへや などなど ……(どれも きっちり ふくろに はいっています) あとは こびとたちの ねどこに、 エレベーター、 マシンルーム。

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最終更新日 : 2011-12-19 22:38:53


 ババールに ことわります。 クリスマスイヴの よるは もう いそがしすぎて くたくたで、 どうしても ぞうの くにには いけないのだと。 さらに ことばを つづけまして。
「せかいの こどもたちに おもちゃを くばる。 その いつもの しごとでさえも きょねんは いっぱいいっぱいでな。」
 そこで ババールは いいます。
「これは これは。 サンタの おじさん、 よく わかりました。


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最終更新日 : 2011-12-18 17:05:47


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