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 それぞれ ほしいものも きまると、 いちばん じの うまい ゼフィルが ふでを とることに なりまして。 みんな それを そばで まじまじ。 アルチュールが わすれず ふうとうに きってを はりまして。 そして ひとりずつ じぶんの なまえを かきおわると、 うきうきと ぜんいんで てがみを ポストへ いれにいきます。


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最終更新日 : 2011-12-19 22:07:29


 それからというもの 5にんは あさに なるたび ゆうびんやさんが くるのを まちかまえまして。 かげが みえると いそいで むかえにゆくのですが、 ああ ゆうびんやさんが いつも どれだけ さがしても サンタさんからの へんじは きていません。 あるひ ババールが そんな こどもたちに きづきまして。
「おや どうして こどもたちが。 おもてで すっかり しょげている。」


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最終更新日 : 2011-12-19 22:07:57


 すぐさま ババールは こえを かけます。
「ふむ、 こどもたち これは なにごとかね?」
 ゼフィルは てがみのことを うちあけます。 すると ババールは このように いいまして。
「なに、 おへんじが ないのだろ? きってを はるの わすれたんじゃないか。」
「ううん、 それは ちゃんと アルチュールが。」
「となると、 サンタの おじさんは なかなか おへんじの じかんが とれないのさ。 まあ きばらしに あそんでなさい。 おかげで もっと いいことを おもいついたかもしれん。」
 パイプを ふかせながら さんぽする ババール。 いったりきたり あるきながら おもうのです。
「どうして もっと はやく きがつかなかった! こっちから サンタさんに たのみにいけば いいのだ。 ぞうの くにへ きてくれって。


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最終更新日 : 2011-12-19 22:09:45


こうなると いまから さがしにでるのが いちばん いいな。 じかに はなしを すれば むこうも むげには ことわるまい。」
 こころを きめた ババールは、 あわてて にづくりの おてつだいに セレストを よびまして。 おともしたいと いう セレストに、 ババールは さとします。 じぶんの るすのあいだ くにを まかせられるのは おまえだけだと、 それに むこうも しらない やつらが いちどに おおぜいで やってきたら やっぱり あいたがらないのでは ないかと。
 すんなりと たびは すすみ、 ヨーロッパに ついた ババールは れっしゃを おりまして。 おしのびなので かんむりは かぶっていません。
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最終更新日 : 2011-12-19 22:10:56


 ババールが あんないされたのは こぢんまりとした むかしながらの ホテル。 あてがられた へやも なかなかのもので。 うわぎと ぼうしを ぬいで、 さっそく からだを きれいにします。 ここで ちゃんとしておけば やっぱり すっきりしますからね。 とはいえ からだを ふきながら きになることも ありまして。
「それにしても かすかに きこえる このおと、 いったい なんなんだ?」
 てを とめて、 ぐるりと あたりを みまわしますと、 ふいに めに とびこんできたのが なんと 3びきの こねずみ。 そのうち 1ぴきが おじけづくことも なく こちらに はなしかけてきまして。
「どうも こんにちは、 おおきな おかた。


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最終更新日 : 2011-12-19 22:11:50


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