がっこうで
おんなのこが 5にん ひとつの いすに すわってる。
ぶんを おぼえて そらで いわなきゃいけなくて
ところが ざんねん じゅんばんが きても
みんな ちっとも あたまに はいってなくって。
だって ちいさな おめめの みてるさきは
てもとの ほんとは ぜんぜん ちがうとこ
みんなの ちっちゃな きもちも どこかで
まいごに なってて ―― いつも あさって。
おんなのこが 5にん ひとつの いすに すわってる。
ぶんを おぼえて そらで いわなきゃいけなくて
ところが ざんねん じゅんばんが きても
みんな ちっとも あたまに はいってなくって。
だって ちいさな おめめの みてるさきは
てもとの ほんとは ぜんぜん ちがうとこ
みんなの ちっちゃな きもちも どこかで
まいごに なってて ―― いつも あさって。
しあわせな まいにち
「らいしゅう フィリスと フィービに あいにいらして。
げつようで フィリスは ちょうど 14に なるの。
みんなで にわで おちゃするって きかなくって。
そのあとは しばふのうえで たのしく あそぶって。
あたし あそびぎ あたらしくしたいのに ママは
『ダメ』って ほら いつもの おふるで がまんよ。
でもまあ しろも すてきだし マチルダおばさんも
きれいな ネックレス くださるって いうし。」
げつようで フィリスは ちょうど 14に なるの。
みんなで にわで おちゃするって きかなくって。
そのあとは しばふのうえで たのしく あそぶって。
あたし あそびぎ あたらしくしたいのに ママは
『ダメ』って ほら いつもの おふるで がまんよ。
でもまあ しろも すてきだし マチルダおばさんも
きれいな ネックレス くださるって いうし。」
「まあ もちろん いく いく ペギーも つれてく。
それと ママが あたしたちの あそびぎ こしらえてて
あかい おびを して ぼうしに ももいろ リボン
だから そのひは おんなのこ みんな おしゃれさんよ。
あと みんな ひとつずつ はなたばを てにとって
―― おっきいのよ ―― で フィリスに いうの
みんな あなたが だいすきって おしあわせにって
かぐわしい おはなを おたんじょうびに わたすのよ。
すてきでしょう? きれいな おひさまの したで
おおきな りんごのきのもと テーブルを ひろげて
きっと フィリスちゃんも みんなの フィリスちゃんも
にっこりしながら おちゃを そそいでくれる!」
それと ママが あたしたちの あそびぎ こしらえてて
あかい おびを して ぼうしに ももいろ リボン
だから そのひは おんなのこ みんな おしゃれさんよ。
あと みんな ひとつずつ はなたばを てにとって
―― おっきいのよ ―― で フィリスに いうの
みんな あなたが だいすきって おしあわせにって
かぐわしい おはなを おたんじょうびに わたすのよ。
すてきでしょう? きれいな おひさまの したで
おおきな りんごのきのもと テーブルを ひろげて
きっと フィリスちゃんも みんなの フィリスちゃんも
にっこりしながら おちゃを そそいでくれる!」
おさない クイーンの おでまし
バラ ―― まっかな バラを
みんなで うえから ふらせて
ユリを ―― まっしろな ユリを
あしもとへ
おさない クイーンの おでましで
ひとが おおぜい はしってく
てを ふろうと ひとめ みようと。
みんなで うえから ふらせて
ユリを ―― まっしろな ユリを
あしもとへ
おさない クイーンの おでましで
ひとが おおぜい はしってく
てを ふろうと ひとめ みようと。
ようこそと おおごえ だして
あちこち すずが ならされる
おむかえして よろこんで
いただくのだと
あおい ひとみは きらきらと
きんの まきがみ あざやかに
うたごえが まちに ひびきわたる。
あちこち すずが ならされる
おむかえして よろこんで
いただくのだと
あおい ひとみは きらきらと
きんの まきがみ あざやかに
うたごえが まちに ひびきわたる。
まちを かこむ へいのうえ
ぴょん ぴょこりんと まちへ むかう
まちを かこむ へいのうえを すすむ
ほしぞらに おつきさまに はなしかける?
それとも ばんごはんに いそいで かえる?
まちを かこむ へいのうえを すすむ
ほしぞらに おつきさまに はなしかける?
それとも ばんごはんに いそいで かえる?