閉じる


<<最初から読む

8 / 12ページ

大日影トンネル

 石和温泉から普通列車で勝沼ぶどう郷へと向かう。勝沼ぶどう郷では、旧大日影トンネルの遊歩道を散策し、その後ぶどう狩りに行き、さらにその後は、「ぶどうの丘」という観光施設に行く。
 最初の目的地は、旧大日影トンネルである。大日影トンネルは、中央本線の開通と同時に中央本線のトンネルとして使用された。単線時代は、上り下りの列車が行き来したが、複線化されてからは、現在遊歩道として整備されているところは下り線となった。1995年に新大日影トンネルが完成し、役目を終えた。そして、数年前に遊歩道として整備されたのである。
他に、かつての鉄道のトンネルが遊歩道として整備されているところとして、群馬県の碓氷峠にある旧信越本線がある。
 トンネルの入り口は、勝沼ぶどう郷駅から約200m新宿寄りにある。トンネルの全長は1.3kmである。通行時間は10時から15時であり、通行料は無料である。  トンネル内には、途中、休憩のためのベンチもあり、また、このトンネルの豆知識の看板もある。<br>

   

 

   


 トンネルを抜けると、先にもう一つのトンネルの入り口がある。ここのトンネルは、現在、ワインの倉庫として使われているようである。他にも鉄道のトンネルでワインを保管しているところがある。2011年3月13日の東日本大震災で被災したところだが、岩手県の三陸鉄道にある長大なトンネルでワインが保管されているという。こちらは、まだ現役の鉄道トンネルである。
8
最終更新日 : 2011-09-07 18:52:04

ぶどう狩り

 大日影トンネルのあとは、ぶどう狩りをする。駅まで送迎のあるぶどう園に電話をし、送迎していただいた。
 駅から車で5分程度のところにある農園で、ぶどう畑には、様々な種類のぶどうがあった。地元ブランドである「甲州」をはじめ、デラウェア、巨峰などもあった。甲州の旬は9月の中旬から下旬ということでまだ早いが、デラウェアや巨峰はまさに今が旬である。
このようなぶどう畑から午前中に行ったワイン工場にぶどうが運ばれ、そこでワインへと加工されることを実感した。今回は、ワインの製造工程の逆を辿ったようなものである。
 ぶどうは思ったよりも、腹持ちがよく、3ふさ食べただけでかなり満腹になってしまった。

9
最終更新日 : 2011-09-07 12:36:35

ぶどうの丘

 山梨県内最後の目的地は、ぶどうの丘である。ここは、ぶどう畑が多い勝沼の丘の上にあることが特徴である。<br>

  ぶどうの丘に着いたらまずは、温泉に入った。温泉からの景色は絶景であり、ぶどう畑や民家がたくさん見える。また、晴れた日には、富士山も見えそうである。

       

  温泉を出たあとは、お土産物屋さんを見たり、美術館を見たりした。特にお土産物屋さんでは、本日解禁のワインが展示してあった。また、ワインカレーなどユニークな商品もあった。

  

  


10
最終更新日 : 2011-09-07 18:26:14

ぶどうの丘~勝沼ぶどう郷駅

 勝沼ぶどう郷駅へ戻る。駅までは徒歩20分である。途中、坂を上下したり、細い路地を通ったりと少しハードな行程である。駅に着く直前、かつての勝沼駅のホームの跡が見えた。現在も一部ホームの姿を残し、モニュメントとなっている。説明書きによると、中央本線がこの地に開通したとき、勝沼には駅は設けられなかったが、地元の強い要望により、開通から10年後に勝沼駅が設置された。以後、ぶどうやワインの物流に大きく貢献したのが、この勝沼駅であるため、複線化され、ホームが現在の位置に移ったあとも、旧ホームがモニュメントとして残されている。のちにぶどうの「山地であるということをアピールするため、現在の「勝沼ぶどう郷」駅に改称された。

      

  

 


11
最終更新日 : 2011-09-07 18:34:47

相模湖

 いよいよ最後の目的地である相模湖に向かう。勝沼ぶどう郷駅から相模湖駅までは「ホリデー快速ビューやまなし」に乗車する。今回は、2階席が満席だったということもあり、1階席に座った。1階席は、乗車口よりも低い位置にあり、線路が至近距離に見える。
 発車すると、隣の甲斐大和駅で停車した。時刻表では、この駅は通過することになっている。しかし、列車は止まった。放送によると、特急列車の通過待ちをするとのこと。駅には止まるが、客扱い(ドアの開閉)をしないため、時刻表上では通過扱いにしている。臨時の快速列車は、中央本線のような「特急街道」(特急列車が頻繁に走る区間)では、定期特急列車の退避のため、客扱いしない駅でも停車することがある。
 相模湖駅に到着した。山梨県内はやや晴れており、夕日が沈むのも見えたが、こちらはまだあいにくの雨であった。
  
 写真左は、1階席からの車窓で、至近距離に見えるホーム、写真右は、相模湖の湖畔である。  今回は、相模湖が最後の目的地であり、みなさんとは、ここでお別れをする。あいにくの雨だったが、天気の良いときはもっと景色がいいでしょう。以前ここを訪れたときは、天気がよく、ボートで魚釣りをしている人も多く見かけた。  

  今回の旅では、旬のぶどうやワインの味を求めて山梨まで行ったが、いい味覚だったと思う。今度は、ぶどう以外の他のフルーツに関しても旬の味を求めて旅に出たいと思った。みなさんも、旬の農作物の味を求めて旅をされてはいかがでしょうか?自宅で旬以外の季節に食べるものとはきっと違う、新鮮な味がするはずです。

                                                                      完


12
最終更新日 : 2011-09-07 18:56:41

この本の内容は以上です。


読者登録

あっきーさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について