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レポート 2

警察本部少年課より、少年非行の概況について(平成237月末)

犯罪少年(14以上20歳未満の犯罪した人)236名

触法少年(16歳未満の犯罪した人)21名

昨年よりマイナス179名

平成19年 非行879名

平成20年 766名

平成21年 786名

大分県青少年健全育成審議会

平成23年度第一回 傍聴レポート&感想



平成22年 696名

中学・高校生 6割、全刑法犯のうち24.5%が中高生。でもって再非行率25.3%。

H23.粗暴犯罪(恐喝、傷害、暴行)減少、初発型 59人(全体の72%ほど)

薬物乱用も減少、10-20年前から大幅減。学校教育や啓発の賜物と思います。

不良行為(酒、煙草、深夜徘徊)H22 875人で減少。

福祉に関わる犯罪(虐待、買春、違法な雇用) H22より-10名、 ネット利用によるものはGREEやモバゲーといった『非出会い系』で被害に。


筆者より参考資料:https://docs.google.com/viewer?url=http://www.pref.oita.jp/keisatu/shonen/hikou/H20.pdf

「平成 20 年 少年非行の概況」


レポート 3

事務局より、有害図書指定について

2冊の図書提示(審議会委員には初見)。回し読み。

伸介の引退話、全国の暴力団排除条例の話から入り、排除の方策として『暴力団について誤った認識を抱かないように』一般の書誌と並べて販売するのはいけない。

改めて、包括指定の基準(全頁に対して30%以上)を説明。

提示した図書2冊の説明。

1.暴力団『六代目山口組 司忍組長 (Bamboo Mook) [単行本]』¥ 1,995

http://www.amazon.co.jp/%E5%85%AD%E4%BB%A3%E7%9B%AE%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84-%E5%8F%B8%E5%BF%8D%E7%B5%84%E9%95%B7-Bamboo-Mook/dp/4812445329

出所にいたるいきさつ、歴代組長との違いを比較、写真は少なめで文章が主体。「強くて格好いい」「任侠の側面を強調している」ので、暴力団を賛美する内容。暴力団に参加したくなるような表現をしているとみなし、指定するものです。


2.ニューハーフ時代 vol.1 (マイウェイムック) [ムック]

2,800

http://www.amazon.co.jp/dp/4861358272/ref=cm_sw_r_tw_dp_vDkxob0WKVZH4


男性として生まれても、性同一性障害等の理由から女性のような肉体になり、必要以上に異なった体を強調している。性差別をするのではありませんが、青少年には「著しく青少年の性的感情を刺激し、その健全な育成を害するおそれがあるもの」とみなし、指定するものです。


1.2.とも、一人当たり数十秒から長くて数分の閲覧。

まだ読んでいる委員も居る状態でしたが、会長が決を取りました。なお、採決は委員の「異議なし」という声のみ、挙手でもなく、投票でもない方式

傍聴席からは、県関係者席の声でしか「異議なし」としかお声を聴けませんでした。

1.2.とも、個別指定として有害図書に指定されました。


なお、平成23年7月5日の大分県県報(第2284号)に掲載された、

BOY'Sピアス7月号』『コミックメガストア7月号』『別冊四十路妻 4時間DVD』『ザ・ベスト スペシャル 7月号』『実話時報 6月号』

については言及なし。提示もありませんでした。

参考資料

https://docs.google.com/viewer?url=http://www.pref.oita.jp/uploaded/life/239809_230284_misc.pdf&embedded=true&chrome=true


レポート 4

インターネット利用環境について事務局より

アダルト情報、自殺、犯罪情報、PCよりケータイ中心。害悪、犯罪の例として誹謗中傷にまきこまれること紹介。

フィルタリング強化についての資料説明。

1.保護者に対する啓発、努力義務

2.ケータイ販売事業者の説明義務。

保護者が「正当な理由無く」フィルタリングを外すことを戒める。が、「その一方でがんじがらめに規制することは無い」として、以下のような場合は正当な理由と見做す例を示す。

1.青少年が仕事に従事しており、業務に使用したり連絡に必要である場合

2.療養や障害等で外出困難な場合のコミュニケーション手段

3.保護者が適切管理している場合

「フィルタリングしたからといって、直ちに全て守られるわけではない。一つの守る方策に過ぎない。他の方策があるのではないか、要・不要そのものを審議してください」


PTA連合、カワノ委員より。

「昨日のPTA連合にて、ネットあんしんセンターの話」等まじえつつ。

1.学校を通じたパンフレット配布といっても、生徒のところで止まってしまい、親に届かない。入学式等、親子揃っている機会を活用して欲しい。

2.親より子のほうが詳しい。また、こういったパンフやカードは「何かあったら連絡を」と、連絡先ばかり知らせている。事例紹介や対策提案が欲しい。問題の共有を要望したい。

3.子どもが一人で抱え込むことが多い。こんなパンフとかあってもまず相談とかしない。相談するような子はそもそもトラブルに巻き込まれない。トラブルに遭ったら、一人で抱え込んでしまうか、友達に相談する。そして、友達に相談してもそれがいじめのもとになる。

「フィルタリングもいいけど、そうすると本当に必要な情報にもアクセスできなくなる。先日、パソコンのフィルタリングをオンにした状態でハローワークの情報検索をしようとしたら、就業『援助』という言葉がひっかかったのか、アクセスできなかった。結局フィルタリング解除した」


弁護士(お名前聞き取れなかった方、実務では青少年案件の経験はない、とのこと。)条例22条から、「特にケータイに限定する必要はあるのか」と疑問。方針策定の趣旨に反対はしないが、としきりに強調するも、指摘。


マツダ会長「事務局に試案を提出してもらい、次回審議会で決めましょう」


レポート 5

青少年育成計画資料の提示。


資料:大分県青少年健全育成基本計画

http://www.pref.oita.jp/13255/plan/data/gaiyou.pdf

閲覧できるページ

http://www.pref.oita.jp/13255/plan/mokuji.html


大きな目標

ニート、引きこもり、発達障害の社会参加を推進する。社会全体の総合的支援を推進する。

主な目標は2つ。

1.全ての子どもの育成支援

2.特に困難を有する青少年の支援


参考資料 大分県青少年自律支援センターのチラシ。ワンストップで相談窓口。大分県ではアイネス(男女共同参画プラザ)にある。

筆者注:相談電話は月曜~土曜10001800のみ。メール非対応の様子。相談の内容に応じて、若者やその家族の支援を行なう県内のNPO団体・関連機関を紹介するところ。


マツダ会長 今回資料が当日提示されたので、まだ意見といってもすぐには出てこない。が、学校、とくに地域、家庭との連携大事。教師はもっと把握を。


オカダ委員 目標2は評価する。間違ったことは書いてないが、書いてあることは推進すべき項目なのか、スローガン(親に読んでもらいたい内容)なのか?行政のすべきこと、PTAや地域のすべきことか、分担が見えない。全て盛り込めなくてもいいのだが、なんとも言いがたい。


事務局より補足説明あり。今回審議会は資料提示と現状の説明なので、意見等は後日承りたいとのこと。


レポート 6

『審議会だより』の説明

審議委員の情報交換に。


事務局より、フィルタリングについて再度説明。「ケータイだけでなく、PCもフィルタリングを視野に入れていただきたい。保護者に対する意識付け。管理できないならフィルタリング。管理できるなら、青少年のネット利用の確実な把握を。」

ホワイトリスト、ブラックリストという用語も出す。が、細かい説明なし。


フリートーク

カジ委員より 立ち入り調査は誰がどのように行ったのか質問。

事務局「高校の生徒指導教師、警察官、大分県職員が行いました。また、7月15日に全県下でいっせいにおこなっています」


オノ委員より 青少年非行には、家庭環境、両親の問題がより強く影響している。情報環境は影響小さい。震災のように、「今のさまざまな事案は、誰のうえにも起こり得る」という認識。不審者事例、「バス停で不審者」など、警察との連携とって行かねばならないと考えている。


ツツミ委員 単に引きこもりというか、色々な問題抱えた青少年、成人と、その家族と接している。若者がずーっと家にいる。親はどうしたらいいかわからない事例多数。県はこれを把握しているのか。両親高齢化。社会性皆無なので、「我々もどう支援したらいいか」。県民あげてのネットワーク作りで取り組んでいって欲しい。「どうしてあげたらいいか分からない」「国を支える人材がもったいない」

A:ナガマツ生徒指導室長補佐 ガッコウでは、卒業後の状況は把握できない。社会にでるとき、出て数年の空白がある。


マツダ会長のスクールカウンセラー経験談。「ガッコウに来て楽しいと思わせる」「集団生活の中で、部活動とか、できてると、社会に溶け込みやすい」外に出てからは民生委員や児童委員がサポート。支援センターが利用できない、利用しようとしない親の問題はこれから追及していく。


サトウ委員。問題のある子、弱い子について。

「イイ子を育てなきゃダメなんですよ」

「5千人近い留学生が大分に来る。卒業後、大分に職を求める。留学生、自分がどういう者になりたいか明白にイメージある。地元の子、パワーが弱い、職も無い。」

「衣食住足りてる、優しい大人に囲まれて育ってる、使い物にならない子どもを育ててもしようがないんじゃないか。私は心痛めています」


ヨシノ委員 警察から地域ボランティアへなった経験談。叱り方、褒め方について。JR車内で、老女にすぐ座席を譲った女子高校生に、「是非どこの学校か、おしえてください。」→断られる→「恥ずかしいことしたわけじゃないんだから、校名教えて」→教えてもらう。翌朝830に該当高校に電話、教頭「叱る電話は沢山貰うが、褒められる電話は極めて稀。有難うございます」と嬉しい様子。

「叱るときは叱る理由を、褒めるときは褒める理由をつけて、と地域の親に指導している」


生活指導の話。

マツダ会長 「子ども達の情報環境。ココロが育つには自然の中で、人との触れ合い通じて」


ソガ委員 「有害図書指定して、この後どうなるのか?手の届くところにあるのどうなのか?コンビにではとんと見なくなったが」

1.別団体における、小5-6年とのキャンプ経験談。ちょいませた子、特に女の子はどっから情報得てるのか。

2.地元の高校生がバス停で煙草吸ってる現場に遭遇。そういうとき、如何対応したらいいのか、一人のオトナとして。直接何か言って、さて加害者/被害者関係になったらどうしよう、刺されたりしないか、と思うと、一歩踏み出せない。ただの一市民として何ができるのか。


マツダ会長 近所の制服は覚えておく。制服は名前が刺繍されてるので、即生徒指導に連絡する。

ゲーセンやスーパーなど、もっと目を配ってほしい。


マツダ会長の経験談。米国(何州か、は触れず)に訪問した際、『大人が変われば子どもも変わる』ではなかった。チュウガクセイには、「君たちが小学生を育てる」、高校生には「君たちが中学、小学生に責任ある態度で」と。子どもが子どもを育てていく視点が必要なのでは。


フクハラ委員 問題有する青少年との対話。親がシングル多い。親が変われば、青少年も変わる。よい条例を望む。


イトウ委員 高校に入ってくる、問題や発達障害のある子、不登校経験者。家庭とは連携するが、先生達のネットワーク情報がもっと入ってこないものか。情報発信がお互いに必要。就労は支援難しい。地域社会、企業からの支援が必要。


以上でレポートは終了です。

私学振興・青少年課の職員の皆様、お世話になりました。有難うございます。



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