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【前書き】

2011825日更新平成23年度第1回大分県青少年健全育成審議会の開催について(http://www.pref.oita.jp/soshiki/13255/shinngikai4.html

にて開催されることを知りましたので、急遽お休みをいただいて傍聴してまいりました。

このレポートは、無償で活動している、文筆が専門ではない一私人が執筆したものです。また、よく聞き取れなかった部分もあります。そのため、確実性は100%保証できませんこと、予めご了承ください。


【レポート】 1

平成23年8月30日、午前10時より。

傍聴席は一座席しかなかったのですが、幸い私一人でしたので座ることが出来ました。


まずは、事務局からの挨拶。

「7年連続で県内の青少年犯罪の認知件数は減少しています。」

しかし

「全国では凶悪な犯罪が毎日のように報道され」

ている。

文部科学省、PTAの連携強化を。フィルタリング指定、有害環境の浄化を。


次は審議会委員の自己紹介。委員は二年ごとに10名が交代します。


自己紹介兼あいさつより(敬称省略)

ツツミ生活環境部長、河野私学振興・青少年課長、石塚こども子育て支援課長

ナガマツ生徒指導推進室指導主事、?社会教育課長、矢野県警少年課長

事務局員(私学振興・青少年課 青少年育成班員)

マツダ(県教委、会長に就任)

「親の育成、『大人が変われば子どもも変わる』というが、オトナはどう変わるのか。母親に対する子育て意識の向上、昨今は育メンといって男性の子育て参加もいわれているが、やはり家庭についての充実、母親の教育力充実が重要。先日のJRに乗った時の経験談:車掌に話を聞くと、『北九州のほうの(青少年の社内態度は)は大変です。小倉から大分に乗ると、とてもよい態度です』とのこと。伸びる大分ッ子を育成するため、何ができるか考えている」

オカダ(大分総合医科大学教授、社会教育、生涯学習。審議会副会長に就任)

カサイ(ガールスカウト団体の人)

オオノ(厚生労働省の人、刊行物、非行について担当)

サトウ(商工会女性部、青少年から卒業できない、結婚できない人担当)

ヨシノ(日出町出身、県警から地域ボランティアに)

カワノ(高校PTA連合会長、新規参加)

イトウ(?連合、現高校勤務、新規参加)

「全然情報の入ってない子は純粋でイイな、これをこのままのばしていけたらいいな、と思ってます」

ソガ(商工会青年部、別団体でも子どもとの関わりあり)

フクハラ(厚生連?)

オノ(高等学校協会、舞鶴高校の先生)

カジ(青少年育成アドバイザー、別府市補導員所属)

ツツミ(さきのせ威喝環境部長とは別の人。民生委員、青少年見守り?、子育てサロンで若い母親の指導)

タカギ(大分県地域活動クラブ)

?(お名前聞き取れず、既に問題をおこした青少年と関わっている人。)

「倫理奉仕委員の理事(よく聞き取れず?)をしている。過程での問題はまず『倫理』。子どもの心は純粋だなあ、しっかり倫理を守ってゆくことが大事」


欠席4名の紹介。合同新聞社会部記者、臨床心理士、PTA連合、さどや?(よく聞き取れず)。



事務局より事務について説明。

1.有害興行の資料 「他県の映画の有害資料。事件については後で紹介します。」

2.有害図書の資料と現状 

 まず、レディコミことレディースコミック。恋愛、結婚、仕事を中心としたマンガだが、有害図書の基準に抵触するものが見受けられる。

 次に、暴力団雑誌。暴力団の情勢や、幹部紹介、刺青の広告。

 基準は条例文より読み上げ。総ページに対し1/3以上の性的描写=包括指定

 個別指定は一雑誌、一作品ごとに審議員の審議を経て指定。

 有害図書指定とともに、書店への区分陳列を指導している。

3.自県の有害興行について。県内に唯一存在する別府駅前の成人映画専門館における、今年2月から10月までの上映予定含めた全タイトルを有害指定。

4.H23.07.15に全県下いっせい、書店への立ち入り調査実施。ほとんどの書店は区分陳列できているが、一部では出来てない。レディコミの区分ができてない。販売時の年齢確認や区分陳列をお願いしていきます。



レポート 2

警察本部少年課より、少年非行の概況について(平成237月末)

犯罪少年(14以上20歳未満の犯罪した人)236名

触法少年(16歳未満の犯罪した人)21名

昨年よりマイナス179名

平成19年 非行879名

平成20年 766名

平成21年 786名

大分県青少年健全育成審議会

平成23年度第一回 傍聴レポート&感想



平成22年 696名

中学・高校生 6割、全刑法犯のうち24.5%が中高生。でもって再非行率25.3%。

H23.粗暴犯罪(恐喝、傷害、暴行)減少、初発型 59人(全体の72%ほど)

薬物乱用も減少、10-20年前から大幅減。学校教育や啓発の賜物と思います。

不良行為(酒、煙草、深夜徘徊)H22 875人で減少。

福祉に関わる犯罪(虐待、買春、違法な雇用) H22より-10名、 ネット利用によるものはGREEやモバゲーといった『非出会い系』で被害に。


筆者より参考資料:https://docs.google.com/viewer?url=http://www.pref.oita.jp/keisatu/shonen/hikou/H20.pdf

「平成 20 年 少年非行の概況」


レポート 3

事務局より、有害図書指定について

2冊の図書提示(審議会委員には初見)。回し読み。

伸介の引退話、全国の暴力団排除条例の話から入り、排除の方策として『暴力団について誤った認識を抱かないように』一般の書誌と並べて販売するのはいけない。

改めて、包括指定の基準(全頁に対して30%以上)を説明。

提示した図書2冊の説明。

1.暴力団『六代目山口組 司忍組長 (Bamboo Mook) [単行本]』¥ 1,995

http://www.amazon.co.jp/%E5%85%AD%E4%BB%A3%E7%9B%AE%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84-%E5%8F%B8%E5%BF%8D%E7%B5%84%E9%95%B7-Bamboo-Mook/dp/4812445329

出所にいたるいきさつ、歴代組長との違いを比較、写真は少なめで文章が主体。「強くて格好いい」「任侠の側面を強調している」ので、暴力団を賛美する内容。暴力団に参加したくなるような表現をしているとみなし、指定するものです。


2.ニューハーフ時代 vol.1 (マイウェイムック) [ムック]

2,800

http://www.amazon.co.jp/dp/4861358272/ref=cm_sw_r_tw_dp_vDkxob0WKVZH4


男性として生まれても、性同一性障害等の理由から女性のような肉体になり、必要以上に異なった体を強調している。性差別をするのではありませんが、青少年には「著しく青少年の性的感情を刺激し、その健全な育成を害するおそれがあるもの」とみなし、指定するものです。


1.2.とも、一人当たり数十秒から長くて数分の閲覧。

まだ読んでいる委員も居る状態でしたが、会長が決を取りました。なお、採決は委員の「異議なし」という声のみ、挙手でもなく、投票でもない方式

傍聴席からは、県関係者席の声でしか「異議なし」としかお声を聴けませんでした。

1.2.とも、個別指定として有害図書に指定されました。


なお、平成23年7月5日の大分県県報(第2284号)に掲載された、

BOY'Sピアス7月号』『コミックメガストア7月号』『別冊四十路妻 4時間DVD』『ザ・ベスト スペシャル 7月号』『実話時報 6月号』

については言及なし。提示もありませんでした。

参考資料

https://docs.google.com/viewer?url=http://www.pref.oita.jp/uploaded/life/239809_230284_misc.pdf&embedded=true&chrome=true


レポート 4

インターネット利用環境について事務局より

アダルト情報、自殺、犯罪情報、PCよりケータイ中心。害悪、犯罪の例として誹謗中傷にまきこまれること紹介。

フィルタリング強化についての資料説明。

1.保護者に対する啓発、努力義務

2.ケータイ販売事業者の説明義務。

保護者が「正当な理由無く」フィルタリングを外すことを戒める。が、「その一方でがんじがらめに規制することは無い」として、以下のような場合は正当な理由と見做す例を示す。

1.青少年が仕事に従事しており、業務に使用したり連絡に必要である場合

2.療養や障害等で外出困難な場合のコミュニケーション手段

3.保護者が適切管理している場合

「フィルタリングしたからといって、直ちに全て守られるわけではない。一つの守る方策に過ぎない。他の方策があるのではないか、要・不要そのものを審議してください」


PTA連合、カワノ委員より。

「昨日のPTA連合にて、ネットあんしんセンターの話」等まじえつつ。

1.学校を通じたパンフレット配布といっても、生徒のところで止まってしまい、親に届かない。入学式等、親子揃っている機会を活用して欲しい。

2.親より子のほうが詳しい。また、こういったパンフやカードは「何かあったら連絡を」と、連絡先ばかり知らせている。事例紹介や対策提案が欲しい。問題の共有を要望したい。

3.子どもが一人で抱え込むことが多い。こんなパンフとかあってもまず相談とかしない。相談するような子はそもそもトラブルに巻き込まれない。トラブルに遭ったら、一人で抱え込んでしまうか、友達に相談する。そして、友達に相談してもそれがいじめのもとになる。

「フィルタリングもいいけど、そうすると本当に必要な情報にもアクセスできなくなる。先日、パソコンのフィルタリングをオンにした状態でハローワークの情報検索をしようとしたら、就業『援助』という言葉がひっかかったのか、アクセスできなかった。結局フィルタリング解除した」


弁護士(お名前聞き取れなかった方、実務では青少年案件の経験はない、とのこと。)条例22条から、「特にケータイに限定する必要はあるのか」と疑問。方針策定の趣旨に反対はしないが、としきりに強調するも、指摘。


マツダ会長「事務局に試案を提出してもらい、次回審議会で決めましょう」



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