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凄艶

まがまがしくかんかん照りの太陽、有する数多の小休止、飢渇するだけの精神におとずれる強行、狂信者たちははびこる悪意を鉤爪にしては、後ろから迫り、背中を傷つけるような卑屈な悪意が貪婪に迫り、世界を苦しめるのであり、あらゆる安定は、あらがう先に現れる苦しみから派生する淀みが、軽薄に再生する記憶のどん底に迫る苦しみが瀰漫する間に不満足から、俯瞰を傷つけながら、なだめられる思いが濾過され、襤褸に変わる記憶が、くたびれた闇を引き裂くための鉤爪が欲しいと、捕食するために傷つけた動物たちの爪を探し、搾取されるあたりから、現れる製品的な闇、偶像的な君の軽さ、懐疑的な愛から派生する捨てられた思い、着膨れした日常の主人から、守秘義務を伝う相違から、割れていく観点は退廃的なモジュールから、仮想現実を伝いながら、長らくに沿うように、帰巣する道理から、理想は根拠を示すためだけに用いられる言葉が延々とリバイバルさせられ、がらんどうになる動機から、同化していく思いは信用を用いるかぎりに、対比されるだけに至り、誰かを拘束するような惰性な継続から、観戦していく苦悩なんかが、加勢していく罪によって、この世界は世界として名付けられ、魯鈍な路地裏でカスタムされた快楽を引きずりながら、悲観的な観点を生み出し、奪い合うだけの真実は、真理を損ない、否定的に今に浸るためだけの欺瞞を創生する。


矯激

夢の先の傀儡。混沌とした国の中で探す、仰々しい立秋と、完全なる愛の下腹部にちりばめられたメタファーが乱立する風景に沈殿する意思。教条がラフに深慮するあたりから、一切は裏切りの反復。類似品であふれ、高騰するだけの、似たような関連性に征服され、複製品のように徘徊する域から、均等なものなどはなくなるのだと、妥当で位置的な苦痛を通過し、還元されるだけの惰性な日々に敷衍する憎しみのコード。高揚感を知らずに管理されるよろこびを跨ぎ、又聞きしたものを信心する雨が溶かす身体。独占するための紙切れで汗を拭き、服用する真実は、きっと惰性に配慮されるものにより、愛に似たようなものを捕食し、満足に至るのかと、加算される義務を果たすための、この制限に粉々になりながら、運ばれてくる意味との感触。孵化する一瞬の摂理などは、誰かの卑屈な理屈により、なにかを支配するための芝居を続けているだけだろうし、ヒリヒリとする精神に証明される身体とは、誰かと交わるほどに、なんと軽くなるのかと、寛容に契りを交わすだけの、代価を払うだけの、原則的なもどかしさに拘束される我々は、商業的なギミックでしかなく、価値の中でカタストロフを願っても、その価値の中でしか働きを加えずに、何かに左右され、刷新を願うほどに、自らの意思に首を絞められるだけに至るような正義が同化を求め、戦争により等価を求めるような猜疑心が集う。アニマのレトリック。補完される空間で再利用される再現性により、物の程度が計られるような結末にわびしく交わる先々の混沌。寂寞で募る思いを灰にして、回想するものに攻め入られる君の理不尽な普通。


調教

意識は自由自在で、いさかいすらなく、境目すらないと思うこともない動物たちは、自分が自由であることなどは求めずに、考えを捨て、つたない日々を歩む。無垢な真理で悶々とする余韻から開けていく動機は、時を待たずに、物陰から発生する意識的な汚穢を昇華させる。永遠にはためく思いに生じる同意から逃れ、気配を攪拌させ、延々と引き伸ばされる理由が流動し、制限されずに、無我夢中に空間を引き裂く迷い子の君。勇躍するために騙し合う人々の未熟で、荘厳な思いの枷。誘導されるだけの人々の生活。計画を立てては、自らの過ちを悔やむだけの人々の悔いで滲んだ夜空。余罪を孕んだ貪婪な家族の有限性が腫れて、憎しみばかりを敷衍させる慢性的な痛み。驕傲な奴らがドレスアップさせた真実が泣きわめく要因から犠牲的に孕んだものが、寂寞にゆらぎ、猥雑で宗教的な子宮では、やさぐれたものがたまりこんで、濫觴したものを蹴散らす私が排除するものが生み出す恋に似たような、妬ましい休日からはさようならを歌いながら、内面性に司る悪魔を燃やし尽くす。ほとんど裸の季節が通り過ぎる。悠遠にひびく思いに遡求されるものが、正義を捨てて、愛になびく。


真偽

時間を押し広げながら迫る雲、空洞で同化する意識の波形。猶予にねじれるノスタルジア。林立する行方は、老け込むほどによるに吸い込まれて、陰鬱な焦土から生まれた意識から、軽薄な面影から遊離していく往々とした瞬間、ゆらぐ空間に満たされていくリターンしていくだけの過去。高圧的で無神経な人々の毛色、勇躍していく思いが大成し、寛容に敷衍していく銀河は、宇宙が生まれた速さよりも速く誰かを愛するらしいと書かれた手紙からあふれる心音や、常用していた過去からの訣別を目指して、誰かの言いなりな君のおざなりな風景から電気的に生まれていく思いが、衝突して宇宙が始まったんだと、うそぶく僕は、君が誰かも知らないが、なんか知っているような感覚が風船になって飛んでいく。あらゆる刺激的な夜の雑音から現れた閃きによじれ、にじむ血の跡が青く広がるための筆跡や、全貌にとろけていく僕の眼球を拾う、哲学的な君の発光によって、はじめて世界は朝を迎える。この夜を終わらせた君の光にいざなわれて、行方不明になった僕を呼び覚ます風。のうのうと過ぎ去る日々に生きているような感覚に酔いしれる半径から余白が現れ、延々と引き出され続ける意識は、悠遠になぶられ、裏切られた思いを引きずりながら、否定的で腐敗した神話を崇めている。


策略

物陰で拡散されるたくさんの言葉。交わる先では、誰かを妬む鼓動。同化していく行き先は不安定で、貧相なものだし、噛みしめるほどに、他者との交わりは不潔のように感じ、妬む行き先に、加えられた痛みの翅。苦痛を瞬く思いは、順序を持たずに、次々と行き過ぎては、体たらくな日々にいくつもの場面が合わさり輝きながら、制圧されないように隠れては、懐疑的な余韻に攻め入られる陰惨な夜風。短絡的な愛が降る軽薄な要因。乱雑な波形から現れてくる形容しがたい風景とのまどろみ。引き戻されていく人々の構図。頭上で徘徊する未来の鳥たち。多幸感がせめぎ合い、苦痛を和らげる貪婪な余罪だと、月に住まう者たちがリンクする気配や、麻痺した精神が募る正義などは、独善的で愚鈍な者たちの集いでしかなく、そこでは仕方なく正しいとされるものを押し付け、軽薄な理想を携え、世界をリセットするだのと、うるさく集う意識的な敗残から、帰路を断たれても、依然として恬淡に舞い続け、けたたましく鳴き叫びながら、不確かな夜に垂涎して、カテゴライズされ、デカダンの一員としてさまようよりも、より良いものをすかさずに掴む。私たちを抱くのは、超越的な厳令だと、カタルシスにひたる純朴な制限を保つための、保守的な権限によってかき回されていくだけの君が独占されるための契約的な愛により、ヒビが入った精神からこぼれていく未来から派生してくるきな臭い理由により、流動させられている最低限な暮らしよりも速く逃げ出す。歪な世界に現れる敬神の系列。立証されるものも、神話に駆逐され、利用されるだけの意味に圧縮される理屈に帰巣していく真理を追尾しているだけに満たない理由などから放たれて、従属するよりも、孤立して強度を保つ。



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