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糞毒性

 

 

 

怪物の糞のにおい(放射線)を嗅いだり、糞をさわったり、もちろん食べたり、また糞のついたものを食べたりすると有害である。 怪物の胃袋(原子炉)から漏れてくる屁(放射線)や、胃袋が爆発して飛散したものも有害である。

 

 

放射線による被ばくの種類

 

・外部被ばく

 身体の外部にある放射線源からの被ばく。

・内部被ばく

 身体の内部にある放射線源から被ばく。

 

 ・全身被ばく

  放射線を全身に受けること。

 ・部分被ばく(局部被ばく)

  放射線を身体の一部に受けること。

 

  同じ線量なら全身被ばくの方が影響の程度は大きくなる。全身被ばくの線量が多いと、全ての組織や臓器に影響が出る可能性がある。

 

 放射線の影響の分類

 

・ 確定的影響

  一定量の放射線を受けた場合に現れる影響。

  発ガンを除く身体的影響において、しきい線量がある。しきい線量を越える被ばくでないと、影響は発生しない。

      しきい線量(閾値)について、ここでもっともらしい値を列挙したところで何の安心感も得られはしない。なぜなら、一般人は線量計を着けて生活しているわけではないからである。

  怪物に対する安全が確保されない限り、安心などできない。

 

・ 確率的影響

 しきい線量がなく表われる影響(発ガン、遺伝的影響)。放射線を受ける量が多くなるほど、影響が現れる確率が高まる。

 

 

身体的影響 

 放射線を受けた当人に現れる影響であり、急性障害と晩発性障害がある。 

  急性障害は、放射線を受けて数週間以内に起こる障害。 

  晩発性障害は、放射線を受けて数ヶ月から数年後に起こる障害。  

 

遺伝的影響 

   放射線を受けた人のこどもや孫に現れる影響 

 

 


小便(冷却水)

海水が復水器(タービンを回した蒸気を冷やして水に戻す機器)に使用される。

原子力発電の発電効率はせいぜい4割であり、火力発電に比べて低い。つまり取り出したエネルギーの6割は海水を上昇させて海水に溶け込むCOの量を減らし、地球温暖化の原因となる。

 

 

怪物は海水を飲んで蒸発した血を冷やしてもとに戻すが、尿毒症に罹った場合、尿(冷却水)のにおい(放射線)を嗅いだり、尿をさわったり飲んだり、また尿のついたものを食べたりすると有害である。


用語(あ段)

・α線

 陽子(proton)2個と中性子(nutron)2個からなる放射線。

 

・α崩壊(壊変)

 原子番号Z、質量数Aの原子がα線を放出し、原子番号Z-2、質量数A-4の原子に変化すること。

 

・エネルギー準位 

 原子に特有な、複数のエネルギー状態を表すレベル。 

 

・親物質

 中性子を吸収すると核分裂性物質へ変化する物質。

 

 天然ウランは約0.7%の233Uと、残りの238Uを親物質として含む。


用語(か段)

・加圧水型軽水炉

 軽水を加圧して容器に入れることで沸騰を抑え、蒸気発生器を介して蒸発させた水蒸気をタービンに送り込んで発電するタイプの原子炉。 制御棒の炉心への抜き差しによる出力制御と、一次冷却材中のB(ホウ素)濃度を変化させる出力制御が行われる。

 

・海洋投入 

 放射性廃棄物を海へ沈めて処分すること、海洋投棄ともいう。 

 ロンドン条約の1996年議定書において、海洋投棄が禁止された。 

 1972年にロンドン条約の採択(日本は翌年署名、1980年批准) 

 バーゼル条約により、有害な廃棄物の輸出入は厳しく制限されている。 

 

・核子

 原子の中心核(原子核)を構成する陽子と中性子。

 

・核種 

 原子核の中の陽子数、中性子数、エネルギー準位によって規定される原子の種類。

 

・核反応

 核分裂反応と、核融合反応がある。

 

 

・核分裂性物質

 熱中性子を吸収して核分裂を起こす物質。

 233U、235U、239Pu、241Pu

 23392Uは中性子を吸収して23692Uとなる。そのうちの約16%のの23692Uがγ線を放射して安定な23692Uとなり、残りの約84%の23692Uは核分裂を起こしてエネルギーを発生し、核分裂生成物と中性子となる。

 

 

・核分裂生成物

 核分裂により生成される、300種類以上の物質。

 

・可燃性毒物 

 核燃料の燃焼に伴って燃料の燃焼や核分裂生成物の蓄積による反応度が低下することを補償する中性子吸収性毒物。ホウ素、サマリウム、ハフニウム、ガドリニウムがある。  

 

 

・ガラス固化体 

 

 高レベル放射性廃棄物ホウケイガラスとともに融解し、ステンレスキャニスター(容器)へ注入して固化させた固体物。 

 

・γ線

 X線よりも波長の短い、高エネルギーの電磁波。

 

・γ崩壊

 原子がγ線を放射して、エネルギーの低い状態に変化すること。原子番号と質量数は変わらない。

 

・グレイ(Gy)

 吸収線量の単位。放射線および物質の種類に関係なく吸収されたエネルギーで放射線の量を表す。

 1グレイは1kg当たり1J(ジュール)エネルギーを与える量である。

 

・軽水

 1酸化2水素のことで、水素の燃えカス。

 

 

・減速材

 核分裂によって生じた高速中性子を熱中性子へと減速させるために用いられる材料。

 質量数が小さく、中性子を散乱しやすく(散乱断面積が大きく)、吸収しにくい(吸収断面積が小さい)物質として、軽水や重水、黒鉛、Be(ベリリウム)が使用される。

 

・原子番号

 原子核中の陽子の数であり、慣習上、元素記号の左下に表記される。

 


用語(さ段)

・質量数

  原子核を構成する核子の数であり、慣習上、元素記号の左上に表記される。

  寿命が長い元素には、metastable(準安定状態)を意味する文字"m"が質量数付記される。 核異性体(原子核のエネルギー状態が異なる元素が3つ以上あるときは、寿命が短いものから順にm1、m2、m3、・・・と表記される。  

 

・使用済燃料貯蔵プール 

 使用済燃料を貯蔵、保管するための水槽。

 

・シーベルト(Sv)

 等価線量の単位であり、放射線の種類やエネルギーにより人体組織にどの程度影響を与えるかで放射線の量を表す。

 実効線量の単位としても使われ、個人線量管理では各人が受ける総合的な影響の度合いを表す。

 

・重水

 1酸化2重水素。

 重水素は1個の陽子と1個の中性子、1個の電子から構成される。

 

 

・ATR(新型転換炉)

 238Uを239Puに変換しながら運転される、重水素減速で軽水冷却の原子炉。

 

 

・制御材

 核反応を低下させる材料。

 中性子の吸収が大きい物質として、Cd(カドミウム)、B(ホウ素)、Hf(ハフニウム)が使用される。

 

・制御棒

 円柱形状の制御材。

 

 ボロンステンレス鋼、ボロンカーバイド、Ag(銀)-In(インジウム)-Cd(カドミウム)合金などをステンレス鋼で被覆した棒状部材として使用される。



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