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・BWR

 減速材、冷却材として軽水(H0)が使用される。

 炉心での核分裂によって発生する熱で軽水が蒸発し、蒸気タービンが駆動される。

 蒸気圧力は低く、熱交換器を必要としない。

 

 

・PWR

 減速材、冷却材として軽水が使用される。

 一次冷却水は加圧されて沸騰が抑えられ、熱交換器である蒸気発生器を介して2次冷却水に伝熱され、蒸気タービンが駆動される。

 

 

・FBR

 減速材を使わず、一次冷却材として低融点金属(Na)が使用される。2次冷却材が水の場合、漏れたNaと反応してNaOHと水素が発生し、水素爆発の危険がある。

 

 

・ATR

 減速材として重水(D0:Dは重水素)が使用され、冷却材として軽水が使用される。

 

・海水

 

 怪物は大量の海水を飲みこむので、海岸近くに生息する。

 


大便(放射性廃棄物)

餌の種類が少ないのに対して、排泄物の種類が多いのが特徴的である。 

核分裂生成物FP(Fission Products)は放射性による毒性と化学的な毒性をもつ。 

 

括弧内は質量数と原子番号、元素記号、半減期、崩壊形式 

  

  

・セレン(7934Se 29.5万年、β-崩壊⇒7935Br)  

 微量レベルであれば人体にとって必須元素であり、抗酸化作用がある。必要レベルの倍程度以上で毒性があり摂取し過ぎると危険。  

  

・クリプトン(8536Kr10.8年、β-崩壊⇒8537Rb  
   ガス自体の化学毒性はないが、窒息性がある。  

  

・ストロンチウム(9038Sr28.8年、β-崩壊⇒9039Y  

   十代の若者への遺伝毒性。  

 

・ジルコニウム(9340Zr153万年、β-崩壊⇒9341Nb)   

 火災時に刺激性、腐食性、毒性のガスを発生するおそれがある。 

  

・テクネチウム(9943Tc21万年、β-崩壊⇒9944Ru 

 毒性はかなり低いとみられている   

 

・パラジウム(10746Pd650万年、β-崩壊⇒10747Ag)  

  銀歯として使用されるが、金属アレルギーを起こしやすい。  

 

・スズ(12650Sn23万年、β-崩壊⇒12651Sb)  

  急性毒性の症状としては吐き気、嘔吐、下痢など。  

   

・ヨウ素(12953I1570万年、β-崩壊⇒12954Xe)  

 急性ヨウ素中毒の症状は、口、喉、および胃の灼熱感、発熱、吐き気、嘔吐、下痢、弱脈、および昏睡。  

   

・セシウム(13555Cs230万年、β-崩壊⇒13556Ba)  

  大量のセシウム化合物への曝露は刺激と痙攣を引き起こす。  

   

・サマリウム(15162Sm90年、β-崩壊⇒15163Eu  

    銅・亜鉛・鉛などの金属元素に比べるとずっと化学的毒性は低い。 

  

プルトニウム23994Pu、2.4万年、α崩壊⇒23592U、自発核分裂)  

   急性毒性による半数致死量は経口摂取で32 g、吸入摂取で13 mgで、肺での不均等被曝によって発ガン性が極端に高くなる。内部被曝には特に留意すべきである。  

 

 

 

糞毒性

 

 

 

怪物の糞のにおい(放射線)を嗅いだり、糞をさわったり、もちろん食べたり、また糞のついたものを食べたりすると有害である。 怪物の胃袋(原子炉)から漏れてくる屁(放射線)や、胃袋が爆発して飛散したものも有害である。

 

 

放射線による被ばくの種類

 

・外部被ばく

 身体の外部にある放射線源からの被ばく。

・内部被ばく

 身体の内部にある放射線源から被ばく。

 

 ・全身被ばく

  放射線を全身に受けること。

 ・部分被ばく(局部被ばく)

  放射線を身体の一部に受けること。

 

  同じ線量なら全身被ばくの方が影響の程度は大きくなる。全身被ばくの線量が多いと、全ての組織や臓器に影響が出る可能性がある。

 

 放射線の影響の分類

 

・ 確定的影響

  一定量の放射線を受けた場合に現れる影響。

  発ガンを除く身体的影響において、しきい線量がある。しきい線量を越える被ばくでないと、影響は発生しない。

      しきい線量(閾値)について、ここでもっともらしい値を列挙したところで何の安心感も得られはしない。なぜなら、一般人は線量計を着けて生活しているわけではないからである。

  怪物に対する安全が確保されない限り、安心などできない。

 

・ 確率的影響

 しきい線量がなく表われる影響(発ガン、遺伝的影響)。放射線を受ける量が多くなるほど、影響が現れる確率が高まる。

 

 

身体的影響 

 放射線を受けた当人に現れる影響であり、急性障害と晩発性障害がある。 

  急性障害は、放射線を受けて数週間以内に起こる障害。 

  晩発性障害は、放射線を受けて数ヶ月から数年後に起こる障害。  

 

遺伝的影響 

   放射線を受けた人のこどもや孫に現れる影響 

 

 


小便(冷却水)

海水が復水器(タービンを回した蒸気を冷やして水に戻す機器)に使用される。

原子力発電の発電効率はせいぜい4割であり、火力発電に比べて低い。つまり取り出したエネルギーの6割は海水を上昇させて海水に溶け込むCOの量を減らし、地球温暖化の原因となる。

 

 

怪物は海水を飲んで蒸発した血を冷やしてもとに戻すが、尿毒症に罹った場合、尿(冷却水)のにおい(放射線)を嗅いだり、尿をさわったり飲んだり、また尿のついたものを食べたりすると有害である。


用語(あ段)

・α線

 陽子(proton)2個と中性子(nutron)2個からなる放射線。

 

・α崩壊(壊変)

 原子番号Z、質量数Aの原子がα線を放出し、原子番号Z-2、質量数A-4の原子に変化すること。

 

・エネルギー準位 

 原子に特有な、複数のエネルギー状態を表すレベル。 

 

・親物質

 中性子を吸収すると核分裂性物質へ変化する物質。

 

 天然ウランは約0.7%の233Uと、残りの238Uを親物質として含む。



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