詩集 陽光のかほり・・・ 第72篇「尊徳無勘定」
貴方は 様々な 嘘や 言い訳と共に
生きている
自分を守るために
社会の一員である為に
けれど 身体には 嘘など存在せず
嘘や言い訳を 練り上げる 脳機能にも 嘘などは存在しない
身体は 正直だ
そして 神聖であり 真正だ
主の氣が 他方向に 飛び交っている中でも
主が 損得勘定にて 生き続けている中でも
無言で
尊徳無勘定で
主の乗り物 身体を 日々 動かし続けてくれている
真っ白な牛乳を 真っ赤な血に変えてくれながら・・
本当の奇跡を 体験したいのなら?
真の幸福を 心から 願うのなら?
神社仏閣にて 額づく前に
尊徳無勘定で 日々 貴方を 生かしてくれている身体に
敬意と 労いを・・ これだけで
世の大半の奇跡を 体感していくだろう
詩集 陽光のかほり・・・ 第92篇 「本当の I LOVE YOU」
言葉で 幾ら積み重ねてみても
ハートが 響かない限り
大いなる 虚無
そんな 巷に溢れる 「I LOVE YOU」
モノを送り 思い出を作っていけば
伝わるの??
そんな 即物的な 「I Love you」
全ての生き物の DNAに 刷り込まれているもの
それは 「愛」
「愛」の波動なく 受粉もありえず 繁栄の為の生殖活動もありえない
けれど 意識ある人間は 全ての 奇跡を 取り逃がし 続けている
本当の I LOVE YOU
儚い命も 魂も 全て 貴方に 預けます
貴方の 命も 魂も 私の 内側で 脈打つエネルギーとなってます
本当の I LOVE YOU
五感を司るモノと 五感を活性してくれているエネルギーが
繋がって 初めて 口にする事を 許される
神聖なる 言葉・・・・
詩集 陽光のかほり・・・ 第107篇「聞こえてるよ!」
遠くから 呼ぶ声
近くから ささやく声
どれも これも 聞こえてるよ
あの子の 心の声
あの人の 心の声
誰のも 彼のも 聞こえてるよ
けれど ハートが 歌い 紡ぐ声が
しっかり 聞こえない
もっと 自分の声を 大きく
もっと 自分の伝えたい事を 明確に
聞こえてくれる事を 祈って 想いを紡ぐ
聞こえてくれなくても ハートが感じてくれる 想いを紡ぐ
愛している
有難う
言葉で 装飾する前に
言葉を 紡ぎだす場所から
ひとつ ひとつ
大切なものだけを 紡いで行こう
聞こえているよ
小さな 一歩
聞こえているよ
踏み出す前の 深呼吸
詩集 陽光のかほり・・・ 第154篇「夢見の時 君は?」
一日 お疲れ様
歩いてくれた 足に
運んでくれた 手に
消化してくれた 内臓に
呼吸をやめなかった 肺や心臓に
ハートを込めて労いの声を掛け 眠りこける
何処からが 眠りで
何処からが 覚醒か?
夢見の中で 自己問答しつつ
観た事のない 場所
会った事のない 人たちと
体験した事のない モノガタリを 綴り 参加し 感情の波を感じている
そんな 夢見の中で
主人が 別の場所に居る時に 身
体は 誰の 命令を受けず
呼吸を続け
心臓は鼓動し
血流は 全身くまなく脈動している
夢見の中で 疑似体験する 奇跡など
この 身体が主人なしで行い続けている奇跡に比べれば
ただの 幻覚
目を覚まそう 夢見より 身体に
目を覚まそう 幻覚的 思い込みから
奇跡は
常に内に既にあり・・・
詩集 陽光のかほり・・・第162篇「神を何処で見る?」
貴方は 事ある度に
大抵は 不運 不幸に見舞われると
神仏に すがる
神を 欲望から 求めているから・・・
その欲望は 根が深く
不運 不幸など
実は 自分の想念が 現実を創造し
ただただ 自ら 受け取っているだけの事
そんな 真理と 対面する事を
恐れ 逃げ回り 神に 辿り着く
なんと 哀れで 惨めな 事だろう
神が 居るとするなら
それは 貴方の 心臓を 日々鼓動させてくれている 臨在
眠りこけている時にさえ 呼吸を紡いでくれている 臨在
至極簡単で
至極身近に 所謂 神と共に 生きて在らしてもらえている事を忘れ
神社仏閣にて 何を 願うのか??
神は 内にあり
古から 伝えられている この真理に 耳を澄ませば
神への冒涜は 消え去る
そして 不幸も 不運も
瞬時に 消え去る
さぁ 内へ
さぁ 心音の鼓動や 深い呼吸に 意識を合わせて・・