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『 18夏ポエム ✦ 夏の詩18 』  目次


✦ くだらない宝物

✦ あっという間の夏休み

✦ 儚き夏

✦ サムライ Radio Exercise

✦ 初期衝動

✦ ランチタイムバス

✦ 絵日記

✦ 配慮に遠慮

✦ 花火大会

✦ 蒸す陽だまり

✦ 蜻蛉は見惚れてた

✦ オレンジのチュニック

✦ 二十五歳のお盆

✦ モテ期がやって来た。

✦ 約束のエスカレーターの下

✦ さまざまサマ~

✦ 69回目の夏におけるベルリンの壁のような隔たり

✦ 猛暑の行列 辛いライ雷カッ~

 


くだらない宝物

 

磨いても磨いても
汚れの取れなかったボール

汚いから捨てろ とよく言われた






お守り代わりに
着けていたピンバッジ

特に良いことは起こらなかった






友達が夏休み明けにくれた
お土産のキーホルダー

何度も無くしかけた






こすってもこすっても
輝かなかった石ころ


泳げないから気晴らしに探してた





希少価値は
もちろん生まれそうにない






思い出は
たいして詰まってない






その程度のモノばかり






でも捨てる気にはならない





そんなものでも捨ててしまうと
悲しむだろうから

 


 

【 初出 】

 

2006/3/14(火)

「 くだらない宝物 」

 

https://blogs.yahoo.co.jp/komasen333/705173.html

 


あっという間の夏休み

 

気づけば遅すぎた夏休み
去年もたしかこんな風だった



イマサラ


オソスギタ


嫌というほど噛み締めてきた



いつまで経っても直らないね
独り言




繰り返すことでしか
進むことも下がることもできない



こっちの身にもなってよ
呟くのは楽かもしれないけど
聞き役は想像以上に辛いよ



ネガティブシンキング振りまいていれば
気をそらせるの



何事も捉え方次第
わかっていても反応できない



空虚なまま
翻弄されていく

 


 

【 初出 】

 

2006/3/16(火)

「 あっという間の夏休み 」

 

https://blogs.yahoo.co.jp/komasen333/790631.html

 


儚き夏

 

疲れ果てた夢
青い空に浮かべ
雲の切れ間に隠そうとした8月


叩きつけるような雨が
浅はかな思いを
打ちのめしてくれると信じていた


早く 綺麗に  遠くまで
速く きれいに 彼方まで


現実から夢が消えた


涼しげな季節を呼び寄せようとしても
この暑さは決して忘れられない









散らばる白の四角い欠片
点在する緑の区画の海


寝転んで触れてみたい
いつかのように 何も知らないままに
今でも残る雫の跡


小さく 大きく 揺れる向日葵
優しく 強く  揺れるヒマワリ


夢から現実が消えた


許された時の短ささえ
振り切ろうとする蝉時雨

 


  

【 初出 】

 

2006/3/16(火)

「 儚き夏 」

 

https://blogs.yahoo.co.jp/komasen333/791712.html

 


サムライ Radio Exercise

 

無限に溢れる真夏の1・2ヶ月


誰もが平等に享受





きらめく日差しを制す


radioから流れる真夏の風物詩


今日のスタートはいつだってここから





たかだかスタンプ  


毎日通えば勲章


ルールは単純明快  


燃えるぜチルドレン





メロディーに乗せられて

身体はしなやかに



リズムに釣られて

心は ready for today






腕を振りほどけ!

青の宇宙を抱きしめるように





脚を解き放て!

茶の大地を蹴散らすほどに





お目覚め前のカラッとした空気

汗ばむ体温と心地良く混じる






リアルタイムを肌で感じて

世界は1つと肌で味わって





ゆらりとサンシャイン

添えるようにクラウディ





日いずる世界はここから始まる

 


  

【 初出 】

 

2006/5/2(火)

「 サムライ Radio Exercise 」

 

https://blogs.yahoo.co.jp/komasen333/3869931.html

 



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