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余裕をもって会社生活をする

会社生活を送ると相当なストレスが溜まることは間違いないところ

でしょうか。

ストレスそのもは、どんな人でも必ずあるものですが、その耐性に

関して言えば、まさに個人の領域になるでしょう。

結論からすれば、ストレスをどのように感じるかは、一人ひとり違

いますし、ストレスなしに生きている人など、まずいないでしょう。

 

「ストレス」とは、本人が重要でないと思っている事柄には生じて

こないし、個人の価値観や信念と関連しているといわれています。

また、「ストレス」とは、生活上におこった変化に対応するために

必要なエネルギーの量だともいわれています。

人生では、ストレスもうまく活用することが必要かもわかりません。

理由は、人生や会社生活に変化ということが不可欠であれば、スト

レスも当然ですし、ある程度負荷がかからないと、変わらない、変

われないということになるからです。

 

とくに会社生活で受けるストレスは、生活の大部分を企業の中で過

ごすわけですから、その人の人生に大きな影響を与えることになり

ます。

今般の厳しい経済環境下では、厳しい目標設定の中で経営者から一

般社員までその立場立場で大きなストレスにさらされているといっ

ても過言ではないでしょう。

 

会社生活の中で自分自身がやっていけるどうかの判断は、いろんな

人達に、数々のアドバイスをもらえたとしても、最終的には自分自

身で決定するしかありません。

それでも比較的若い独身者であれば、転職も容易に行えるでしょう

し、究極的なストレスの開放は、ストレスの原因となっているもの

から自分自身を開放すること、いわゆる会社をやめるという選択が

可能です。

他方、妻帯者や比較的年齢が高い独身者などは、会社をやめるとい

う選択はそうそう簡単にとれないものです。

家族を取り巻く環境や個々人には複雑な要素があり、高い年齢であ

れば社会状況、いわゆる転職可能年齢などがあるのでしょうか。

 

 

 

 

 

この点でも人ごとにその人を取り巻く条件は一人ひとり違い、十分

な貯蓄がある人や妻が一定程度稼いでいる人、あるいは自らの仕事

における能力そのもので他社に転職が可能な人、さらに起業ができ

る人など、そもそもストレスを受け流していくだけの余裕がある人

達もいます。

反対に、そのような条件を備えていない人では、その会社にとどま

るという選択しかとれないものです。

この場合に変化が必要だと思うことがあれば、そのストレスは想像

を絶するものになりそうです。

私は前者でしたから、住宅ローンなどの負債が比較的少なく、自分

の能力に対して過剰なうぬぼれ(他人は、世間知らずと言います)

も手伝ってひたすら転職を繰り返してきました。

それでも転職後は、1社を除いてそれほどうまくいきませんでした

からストレスの連続だったでしょうか。

 

その影響は家族に相当な負担を強いたと思います。

妻がおこなってくれた家庭のマネジメントがよかったおかげで、こ

こまでこれたのだと、感謝しています。

勿論、息子たちにも迷惑をかけてしまいましたが、私と違いしっか

りと就職して頑張ってくれていることにも感謝の言葉しかありませ

ん。

私は挑戦に次ぐ挑戦でしたが、やっている本人は楽しいものですが、

まわりにいる家族は大変迷惑なことだったでしょう。

それでも、ぎりぎりではありましたが金銭的な余裕があったこと、

あるいは家族が協力的だったことなどのおかげで今日まで生き延び

ることができました。

 

これから就職する人やまだ企業に入社して間もない人は、現状の企

業の状況をみながら、常に自分のポジションを作れるように金銭的

な蓄えを怠らず、さらにあらゆる環境下でも自らのために実務を通

し幅広い専門性を学び、さらにどのような体制を構築すれば、企業

が成長していくのかということを自ら実践的に学び、自らの仕事能

力のステップアップを怠らないようにしておくことが重要です。

とくに、これかからの時代は、ローンなどで無理な借り入れをする

 

 

 

 

ことなく、自分の生活に余裕がもてる範囲を知り、さらに家族がい

れば家族と日常的に生活の余裕をどのようにしてもてるかというこ

とをよく話し合っておくことです。

他人との比較は、もともと個々のベースが違いますからまったく比

較になりません。

まして多くの情報も一般化の罠にはまることになるでしょう。

あくまで個々人が自らの状態を把握しながら決定しなければなりま

せん。

だからこそ、真剣に仕事をし、幅広くいろいろなことを学ぼうとす

る姿勢ができてきます。

 

企業におけるストレスは自分を苦しめるだけでなく,家族を含めて

人生を苦しめることになります。

会社に過度に寄りかからず、自分をスタンスを決めて、自らの能力

に応じた人生を構築していくことを目指していくことです。

 

そのような人が経営職にあがれるような企業であれば、そのような

企業は間違いなくこれからも、人の成長をベースにしながら、企業

も成長していくことになるでしょう。

問題は、このようなスタンスの企業が少ないこと、いわばこのよう

な考え方の人間が少ないことです。

その意味では、長期的な視点から起業をすることも視野にいれてお

くべきでしょうか。

こちらは「運」もありますから、あせあらずじっくりと取り組むこ

とが求められるでしょう。

 

とにかく会社生活や家庭生活を他人と比較してもはじまりません。

常にストレス(自らを破滅させるような事柄)から解放できるだけの

余裕をもった生活態度と健康を含めた生活全体のバランス感覚を、自

分なりに(自分しかわかりません)身に着けておくことが自らや家族

を守ることになると、私は信じています。

 

 

 

 

 

 


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最終更新日 : 2018-02-20 10:07:10

この本の内容は以上です。


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