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 人間と動植物は、ソウル帯域が物理場と接する半物理帯域(精神世界で「エーテル」と呼ばれている周波数域)に、物質の原型図を、それぞれのソウル宇宙の設計図に適合するようにアレンジさせた形で転写し、アレンジした転写図が物理化したらどうなるかを仮想した立体動画にして、本当の物理場体験に換えています。
 つまり、人間や動植物は、ぎりぎり半物理帯域=エーテル帯域までしか行けません。人間や動植物が体験している物理世界は、無機物が体験している物理場とちがってバーチャルなものです。もし、バーチャルでない本物の物理場まで降りていたら、無数のカチカチに凍結した世界に分散してしまうでしょう。


 物理界とソウル界をつなぐエーテル帯域では、このように無機物のソウル(宇宙霊魂)と、人間や動植物のソウルが交わり、コラボレイトしています。無機物のソウルは、人間や動植物が物理世界を知り、体験することを助けてくれています。


 一方、物質の原型である無機物のソウルは、そのまま物理場に結晶していくので、最大限に複雑でも、元素の化合物の世界までしか体験しません。無機物のソウルとはそういうものなので、それでいいのですが、それだけだとワンネス帯域に潜在している無限の宇宙の姿形のうちのほんの一部しか表せないので、人間や動植物のソウルと協働することで、もっと複雑で、総合的、多面的な交響世界を出現させるしくみになっているのです。

 

 ④の物理界は、ゼロポイントフィールドからはじまる、波の結晶化構造の終着点です。ここがどん詰まりで、ここまで来た波は、ぽーんと裏返って、最初のゼロポイントフィールドに戻ります。つまり、
 0=∞ → 0/1 → ソウル宇宙 → 物理界 → 0=∞
 と、ゼロポイントフィールドにはじまりゼロポイントフィールドに還る動きが、時空間の差なく全部同時に起きる構造としてあるのです(“構造”が“起きる”というのは変な表現ですが、言葉でいうとそういうおかしな言いかたになってしまいます)。


 とくに深い瞑想状態に入らなくても、物理界の複数の箇所(身体、物、空間)の“面”がくっついて融けている感じになるとゼロポイントフィールドにつながれるのは、このように、物理界がこの構造の終わりであり、終わりははじまりと重なっているからです。
 もっとわかりやすくいうと、物理界とゼロポイントフィールドは隣り合っているということです。
 面と面が融けてつながっている、とは、山と谷のコントラストが激しいために、異なる物として観測される物理界の波が、ゼロポイントフィールドに還ったときの信号です。


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最終更新日 : 2016-12-04 22:17:00

 この戻りルートによらず、瞑想などで意識を変えていって、
 ④物理界 → ③ソウル宇宙 → ②0/1 → ①0=∞
 と、物理界から上昇していこうとすると、とてもたいへんです。


 上昇ルートをとる場合、まず、感覚の強さや質的なちがいを、それらに巻き込まれることなく認識していくと、自分がそれらの当事者ではなく、さりとて完全な傍観者でもない、当事者として感じていながら、かつ、傍観者として観察できるような静寂さが訪れます。
 これは自分(内側)と環境(外側)を区別できない非二元状態ですが、ここはソウル宇宙の上位ゾーンへの入り口であって、まだゼロポイントフィールドではありません。
 ソウル宇宙の上位ゾーンとは、物理界の感覚がさまざまな思いや感情の波と結びつく、同じソウル宇宙の下位ゾーンから直接影響されない帯域です。

 

 ここで瞑想を終わらせないで、この静寂状態に、キリで穴を開けるように集中していくと、ソウル宇宙の上位ゾーンが開けてきます。
 ここには、見たことのない、あるいはどこかで見た気がするけど憶えていない景色が広がっていて、ボディが光っている神々しい人物とか、ペガサスやユニコーンといった、物理界にはいない幻想動物とかがいたりします。あるいは、この世のものではない音が聴こえたり、かぐわしい香りがしたり。
 ハイアーセルフやガイドスピリットと交信できるのも、この帯域です。

 

 しかし、ワンネス帯域である0=∞や0/1とのつながりがないか、もしくは弱いままここに長居すると、異次元存在の言いなりになってしまったり、物理界に戻るのがイヤになったり、物理界に戻ったあとの平常の心身状態に変調をきたすなど、危険な事態になる可能性もあります。
 ソウル宇宙には、物理界まで分離しない(降りてこない)周波数もたくさんあって、物理界に向かう波をサポートしてくれる周波数もあれば、妨げになる周波数もあり、玉石混淆だからです。
 なので、仏教などの伝統的な精神世界体系は、ここを魔境と呼んで、囚われないように勧告しました。


 といっても、さまざまな周波数が、天使的な存在(善)と悪魔的な存在(悪)に分かれているわけではありません。ワンネス帯域とのつながりがないと、下位ゾーンに構築されている自我(エゴ)がソウル宇宙の働きに制限をかけるので、全体がいびつになって、いびつな生態系から益虫と害虫の区別ができるように、こうした玉石混淆状態になるのです。


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最終更新日 : 2016-12-04 22:17:40

 ソウル宇宙上位ゾーンの眩さに惑わされず、ここで見聞きすることを、一段階前の非二元状態のときのように観察して、さらにキリキリと集中度を上げていくと、オフとオンだけでできている0/1世界、叡智界に入ります。
 ここはもう、視覚的な景色とか、香りとか、高次“存在”といったように、物理界にあるものに変換、翻訳できるようなとらえかたはできません。
 喩えるなら、全知全能で融通無碍、どんなことでも可能な無辺の“舞台”だけがあって、無数の信号の明滅が、この舞台の鼓動になっている、とでもいうような感じです。
 この舞台に、ふだん「私は~」と言っているときの「私」は一片も存在しておらず、言葉で表すと「私が生まれておらず、したがって死んだあとでもない、存在した可能性が一パーセントもない世界」という感じに近いのですが、それでいて、この舞台が私であるという当事者感があります。

 

 瞑想や坐禅など、意識を調律し集中させていく何らかの方法で到達できるのはここまでです。しかし、何かの拍子に、0/1の明滅速度が限界に達した感がきて、どっかーん、とバーストすることがあって、そうすると、「“ある”だけがある。なのになんにもない」とでもいうしかないところへ抜けます。そこがゼロポイントフィールドです。

 

 ・・・以上のように、物理界から上昇していくルートは、ワンネス帯域に突き抜けていくのに非常な集中力を要します。
 最初の非二元状態は静かで明澄で、ここがゴールだと思えるような感じがありますし、ソウル宇宙はとても魅力的なので、途中で止まってしまうことも少なくありません。
 それでも、私たちがゼロポイントフィールドを体験しようとすれば、この上昇ルートによるしかなく、戻りルートではなかなか体験できませんでした。身体の部位など、面と面を接触させて、感覚のちがい(=周波数のちがい)に意識を集中させるくらいのことでは、ゼロポイントフィールドからの信号はとらえられなかったのです。


 なぜかというと、宇宙全体の観察の力点が融合ではなく、分離に向いていたからです。
 ゼロポイントフィールドを起点とする宇宙の結晶化構造は、0/1の帯域(叡智界)を通して、自身の分離と融合という、呼気と吸気のような運動を観察しています。
 この観察の力点が、物理界のなかの地球というエリアのタイムラインでいうと2013年前後の時期に、分離方向から融合方向に反転しました。
 それまで、0=∞から0/1へ、0/1の無数のバージョンであるソウル宇宙へ、そのソウル宇宙の結晶である物理界へと、波が分かれて帯域化していく方向をメインに観察していたのが、0=∞へ還っていく方向へと、観察の力点が移ったのです。
 この大きな流れのシフトのために、物理界からゼロポイントフィールドへと還っていく戻りのルートに気づきやすくなったのです。


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最終更新日 : 2016-12-04 22:18:30

 瞑想や坐禅、気功、ヨガ、呼吸法などのさまざまな修練がムダというわけでは決してありません。それらの方法も変化を加速させるし、丁寧にとり組むことによって、たくさんの気づきがもたらされるでしょう。
 また、戻りルートでゼロポイントフィールドとつながると、上昇ルートでの意識拡大もスムーズになるでしょう。


 上昇ルートにつながる修練、儀式のデータをたくさんもっている人(いわゆる過去世で修行したり、儀式を授けたり受けたりした記憶がある人)は、ちょっと意識の周波数が変わる(変性意識になる)と、すぐソウル宇宙に飛んでしまうので、むしろ上昇ルートのほうになじみがあるかもしれません。


 どちらにせよ、どんなやりかたでも、自分にしっくりくる方法をとればいいと思います。

 宇宙に数多のソウルのバージョンがあるのは、多彩な体験を通して、多彩な宇宙を知るためなのですから。


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最終更新日 : 2016-11-27 12:22:13

第5章 ゼロポイントフィールドとつながると、ものごとが最適化する理由

 第2章で、「ゼロポイントフィールドとつながると、潜在意識がきれいになり、見たり聞いたりできない、五感ではとらえられない、高次元からのお知らせが、ノイズなしに届くようになる」と書きました。
 潜在意識がきれいになるとは、第4章に出てきたソウル宇宙が整うという意味です。

 

 ソウル宇宙は、ひとつひとつが0=∞と0/1からなるワンネスの帯域を反映させたバージョンであり、ひとつひとつがワンネスの化身であって、完璧です。
 なので、整っている状態とは、ワンネス帯域がそのまま百パーセント、それぞれのソウル宇宙に反映されていることをいいます。すると、それはそのまま百パーセント、物理界に反映されます。
 つまり、
 0=∞ → 0/1 → ソウル宇宙 → 物理界 → 0=∞
 このいずれのゾーンにも0=∞が百パーセント反映されて、きれいに0=∞へと還っていく流れになります。

 

 ゼロポイントフィールドとつながっていないと、この百パーセントの反映が阻害されて、めぐりが悪くなり、宇宙全体の構造がいびつな形にゆがんでしまいます。


 こういう問題が起きるのは、ソウル宇宙の下位ゾーンに、物理界で起きた出来事に反応して、思いや感情のもとになる波を引き寄せ、これらを思いや感情として感知される周波数に編集し、この思いや感情の周波数に乗っかって(同一化して)、物理界を操作しようとする構造体があるためです。


 構造体のふるまいは、ワンネス帯域を反映させたソウル宇宙の意図と一致していません。
 感覚から何らかの出来事が構成されるつど、思いや感情を、下位ゾーンに張られている記号体系にあてはめて、過去はこうだったから現在こうなったのであり、このまま行けば未来はこうなるといったように線形時空化したり、独自の解釈をしています。そして、その独自の解釈にもとづいて、物理界で身体化している部分(自分)に対し、強い指令を発しています。
 こうした構造体の影響力のために、上位ゾーンのサインは着信拒否されたり、伝言ゲームの伝言のように変形してしまうのです。


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最終更新日 : 2016-11-27 12:44:18


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