目次
はじめに
目次
第1章 自分に自信がなくても、大丈夫。
1.安定・生きがい・豊かさ・・・将来に何を求めるか
2‐1.「どうせ何の才能もないし」それ本当?
2‐2.「どうせ何の才能もないし」それ本当?(続き)
3.人と比べても何も解決しない
第2章 どっちの道へ進めば、幸せになれるんだろう?
4.“やりたいこと”と“やれること(やるべきこと)”、どっちを選ぼう?
5‐1.周囲の賛成・反対は何の基準にもならない
5‐2.周囲の賛成・反対は何の基準にもならない(続き)
6.『何を得られるか』ではなく『何を与えるか』に視点を切り替えると、変化が起こる
第3章 意欲を持ち続ける人には、何度でもあらゆる扉が開く
7.一度チャンスを逃しても気にしない、引きずらない、1つのルートに固執しない!
8‐1.熟れた美味しい果実を手に入れるのは、どちらの青年?
8‐2.熟れた美味しい果実を手に入れるのは、どちらの青年?(続き)
9.責任と覚悟を持つのならば、どの道を行ってもいい
10.“何を”するかに縛られ過ぎると、何もできなくなる!
11.まずはミニリストをつくってみよう
12‐1.起こってもいない結果をあれこれ心配しない
12‐2.起こってもいない結果をあれこれ心配しない(続き)
おわりに
おわりに

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2‐2.「どうせ何の才能もないし」それ本当?(続き)

 当たり前のことをしっかりできない学生が多いなか、友人は周りに流されず、4年間お手本のような学生生活を送っていました。性格も控えめで優しく、人の悪口は滅多に言いません。自分の意見を強く主張するようなことはせず、相手の話に耳を傾けて見守ってくれるような子でした。

 

 長所が全くない人間なんていません。自分では気づきにくいだけです。

 

挨拶を明るくしっかりできる・細かいところによく気がつく・努力家・人に教えるのが上手い・力持ち・集中力がある・時間に正確で期限をちゃんと守る・相手の目を見て話すことができる・字がきれい・絵を描くのが得意・計算が得意・パソコン作業が得意・いつもニコニコ笑顔・車の運転が得意、など…

 

 ぜーんぶ、立派な才能です!

 私の友人のように、人より真面目でしっかりしているのだって才能なのです。そうじゃない人だってたくさんいるのですから。

 

「自分にはアピールポイントなんてない」と愚痴っていたその彼女も、卒業前にちゃんと内定をゲットしました。自分の良さは、自分には分からなくても、気づいてくれる人が必ず現れます。

 

 それでも、どうしても確信が持てず長所を見つけられなかったら、周囲の友人や家族に訊いてみるのが一番良いと思います。

 

 自分でも気づかなかった意外な一面が発覚するかもしれません。どんな些細なことでも構わないので、周りの人に、自分がどんな人間か・どんな印象か訊いてみましょう。

  才能のない人なんて、いないのです。


3.人と比べても何も解決しない

 私たちはどうしても、人と自分を比べて落ち込んだり、妬んだりしてしまうときがあります。

 そこから生まれるのは、ドロドロとした暗い感情だったり、醜い嫉妬だったりと、自分にとってデメリットになるものが多いです。

 

 私もたまに他人の成功をうらやんでしまうときがありますが、今ではすぐに気持ちを切り替えられるようになりました。

 

 突然ですがここで、私が大学3年のときに書いた日記の一部をご紹介したいと思います。少し恥ずかしいですが、久々に読み返したら、この項目で私の言いたいことが全て書かれているページがあったので、あえてそのまま掲載します。 

 

  ↓      ↓      ↓ 

 

 以前までは、周りで「海外留学した」とか「部活の大会で賞をとった」とか「世界一周した」とか、雑誌に載っている同年代の人たちが特別なことをして活躍していると、かなり焦った。

 

 私も何かやらなきゃと思って、「ボランティアをやりたい」「国内を旅行してまわってみたい」と親や友だちに話したりして、“私だって何かを成し遂げようとしてるんだぞアピール”をしてた。

 

 何も大きなことをせずに卒業するのはかっこ悪いことだと思った。恥ずかしいことだと思った。でも、今になってそれは違うと分かった。

 

 インタビューを受けて雑誌に写真が載ったり、テレビに出ている若い人は確かにすごい。

 でも私が本当にやりたいことは彼らと一緒じゃない。無理に同じことをやろうとする必要はないんと気づいた。せっかくの時間を、やりたくもないことに使うなんてもったいない。

 

 どんな小さいことでもいい。目立たなくてもいい。(道を外さない程度であれば)好きなことをやっていいんだと思う。

 

 キラキラ活躍して目立っている人たちをうらやましく思うのはもうやめよう。みんな、自分の好きなことをやっているだけだ。振り回されるのは、もういやだ。

 

 自分にとって価値のあることを、精一杯やればいいじゃないか。

 私は私だし、自分にしかできないこともいつかきっと見つかる。

 

 本当に自分の心が望むことで、楽しくなきゃ意味がない。

 自分がやりたいことは何なのか…。

 かっこいい人生を送ろうとして、やりたくもないことを無理にやっている人が一番かっこ悪い!


4.“やりたいこと”と“やれること(やるべきこと)”、どっちを選ぼう?

 これは私自身、10代の頃からずっと悩んでいたことです。

 

 私の話になってしまい恐縮ですが、大学を出たあと、興味のない会社や職種でもいいから一応“就職”するか、それとも夢を諦めずに勉強を続けるか、本当に日々グルグル考え続け、相当悩みました。

 

 そして結局、私は『やりたいこと』を取りました。20代で脳も体も若いうちに、できることに挑戦してみよう、やりたいことをやっておこう!と資格取得のための勉強やボランティア活動、執筆活動を始めました。

 理解を示してくれた家族には本当に感謝してもしきれません。

 

 まだ若輩者ではありますが、私なりに行きついた答えは、どの道も間違いではなく、正解もないということです。どんな結果でも、自分が納得して選んだ道ならば、後悔はしません。自分の選択を信じて、前だけを見て歩む以外にありません。

 

 一度就職したものの、何らかの事情で1、2年で辞める若者も、最近では急増しています。

 

 上司のパワハラやセクハラ、あまりの過労にうつ病になって自殺する人のニュースも目にするようになりました。そういう現状を見ると、「世間の常識?とりあえず就職したら安心?何それ」と、思わず冷めた気持ちになってしまいます。

 

 どんな結果を招くことになろうと、選ぶのはあなた自身です。『やりたいこと』と『やれること』が一致するなら何も問題はなし。でも一致しないのならば、覚悟をもって選択するしかありません。

 これはあなた自身にしか、決められないことです。


5‐1.周囲の賛成・反対は何の基準にもならない

 あなたがやりたいことに対して、頭ごなしに反対し、批判的に責めてくる人はいませんか?

 

「そんな仕事じゃ食べていけないと思うよ」

「あなたにはちょっと難しいんじゃない?」

「絶対に無理だよ」

 

 夢を追い始めると、このような【余計なお世話発言】をする人が数多く出現します。

 

 親や兄弟、育った環境、人間関係、性格、考え方などは、それぞれみんな違います。

 もっと言えば、理想の職場や収入、パートナーなど、幸せの基準も一人ひとり細かく違うはずです。

 

 月収20万円が少なすぎて不満だと考える人もいれば、「20万ももらえるなんてなんて有り難いんだ。生活が成り立つだけで十分満足。幸せだ」と思う人もいます。

 

 批判をしてくる人々は、自分の主観や人生経験をもとに口出ししているだけで、この世のすべてを知っている神さまではありません。でも彼らの口ぶりは、あたかも自分の経験や知識からくる答えはすべて正しいかのようです。それが相手にとっても正しいかどうかは分からないのに…。

 

 彼らが自分の物差しを持っているように、私たちもまた、自分の物差しで人生を考えて良いのです(それを人に振りかざさない限り)。

 

 なぜなら、これまで歩んできた人生はそれぞれが全く違うもので、得た考え方や価値観も異なるはずだからです。


5‐2.周囲の賛成・反対は何の基準にもならない(続き)

「あなたのためを思って言っているんだ」

「間違った道に行かせたくないから」

というセリフは、一見もっともらしい言い分です。

 

 きっと自分の価値観にそぐわないことは、都合が悪いのでしょう。

 自分が納得できるように修正したくなるのでしょう。諭したくなるのでしょう。

 

 本当にあなたのためを思って言ってくれているのか、それともただの自己満足のために(あなたを思い通りに動かすために)批判してくるのか、相手をよく見る必要があります。

 

 なぜなら、時には的確なアドバイスをしてくれる友人や大人も、世の中には存在するからです。

 ただ【相手の話に振り回されること】と、【意見に耳を傾けること】は全然違います。

 

 賛成意見だろうと反対意見だろうと、もし相手の言葉にあなたが心から納得できて、参考にできそうだなと思ったら、もちろんそれを受け入れていい。むしろ尊敬できる人の意見であれば、受け入れたほうがうまくいくこともあります。

 相手の言葉を受け入れるか受け入れないかは、あなた次第です。

 

 ただ、あとでうまくいかなくて後悔したときに、その人に責任転嫁しないように気をつけましょう。

 人の意見を取り入れた場合、いざというとき責任転嫁しやすいという難点があります。

 

 よほど信頼できて尊敬もできる相手でない限りは、『人の物差しほど当てにならないものはない』と、肝に銘じておいたほうが良いでしょう。

 

 どちらにしろ相手から「こうしたいと思ってるんだけど」「これを目指してみようかな」と言われたら、素直に応援して明るい言葉をかけてあげたほうが、自分も相手も絶対に気持ちいいですよね。やってみなければ何も分からないし、やらずに後悔するよりも、やって後悔したほうがいいと言うじゃありませんか。

 

「いいですね。応援しますよ!頑張ってください」

 この言葉でより良い関係が築けるのです。批判したり反対したところで、何も生まれません。気まずい空気が漂うだけです。



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